処方薬
コルヒチン錠0.5mg「タカタ」

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の基本情報

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の概要

商品名 コルヒチン錠0.5mg「タカタ」
一般名 コルヒチン錠
薬価・規格 9.6円 (0.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 高田製薬
YJコード 3941001F1077
レセプト電算コード 621973601
識別コード TTS592
添付文書PDFファイル

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の主な効果と作用

  • 炎症による痛みやはれをやわらげ、熱を下げるお薬です。
  • 白血球が尿酸を取り込んで炎症物質を放出するのをおさえ、痛風発作をやわらげる働きがあります。
  • 痛風発作の治療や予防をするお薬です。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげ、熱を下げる働きがあります。

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の用途

  • 痛風発作の緩解
  • 痛風発作の予防
  • 家族性地中海熱

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、全身そう痒、発疹、発熱、下痢、悪心、嘔吐、腹痛、腹部疝痛、BUN上昇、クレアチニン上昇

起こる可能性のある重大な副作用

再生不良性貧血、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少、横紋筋融解症、ミオパチー、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、重篤な腎障害、筋力低下、末梢神経障害

上記以外の副作用

尿蛋白陽性、血尿、乏尿、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、脱毛

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の用法・用量

  • 〈痛風発作の緩解及び予防〉通常、成人にはコルヒチンとして1日3~4mgを6~8回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 発病予防には通常、成人にはコルヒチンとして1日0.5~1mg、発作予感時には1回0.5mgを経口投与する
  • 〈家族性地中海熱〉通常、成人にはコルヒチンとして1日0.5mgを1回又は2回に分けて経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は1.5mgまでとする
  • 通常、小児にはコルヒチンとして1日0.01~0.02mg/kgを1回又は2回に分けて経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は0.03mg/kgまでとし、かつ成人の1日最大投与量を超えないこととする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈痛風発作の緩解及び予防〉痛風発作の発現後、服用開始が早いほど効果的である
  • 7.2. 〈痛風発作の緩解及び予防〉大量使用又は誤用により、服用後数時間以内に急性中毒症状があらわれることがあるので、用法及び用量を厳守し、次の事項に注意すること〔13.1、15.1.1参照〕
  • ・ 〈痛風発作の緩解及び予防〉痛風発作の治療には1回0.5mgを投与し、疼痛発作が緩解するまで3~4時間ごとに投与する(投与量の増加に伴い、下痢等の胃腸障害の発現が増加するため、1日量は1.8mgまでの投与にとどめることが望ましい)
  • ・ 〈痛風発作の緩解及び予防〉痛風発作の緩解及び予防の場合、発作3~4時間前に先行する予兆を感知したらできるだけ早く服用することが望ましい
  • 7.3. 〈痛風発作の緩解及び予防〉長期間にわたる痛風発作の予防的投与は、血液障害、生殖器障害、肝・腎障害、脱毛等重篤な副作用発現の可能性があり、有用性が少なくすすめられない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 肝機能障害
    • 肝臓障害
    • 腎機能障害
    • 〈痛風発作の緩解及び予防〉妊婦又は妊娠している可能性
    • 腎臓障害
    • 〈家族性地中海熱〉妊婦又は妊娠している可能性
    • 胃腸疾患
    • 心疾患
    • 腎疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の作用が増強
CYP3A4活性を強力に阻害する薬剤 本剤の作用が増強
アタザナビル 本剤の作用が増強
クラリスロマイシン 本剤の作用が増強
イトラコナゾール 本剤の作用が増強
リトナビル 本剤の作用が増強
ダルナビル 本剤の作用が増強
コビシスタットを含有する製剤 本剤の作用が増強
エンシトレルビル 本剤の作用が増強
肝代謝酵素CYP3A4を中等度阻害する薬剤 本剤の作用が増強
アプレピタント 本剤の作用が増強
ジルチアゼム 本剤の作用が増強
エリスロマイシン 本剤の作用が増強
フルコナゾール 本剤の作用が増強
ホスアンプレナビル 本剤の作用が増強
ベラパミル 本剤の作用が増強
P-糖蛋白質を阻害する薬剤 本剤の作用が増強
シクロスポリン 本剤の作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

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