処方薬
ニコペリック腹膜透析液
後発

ニコペリック腹膜透析液の基本情報

ニコペリック腹膜透析液の概要

商品名 ニコペリック腹膜透析液
一般名 腹膜透析液(8-1)
薬価・規格 2043.0円 (1.5L1袋(排液用バッグ付))
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 テルモ
ブランド ニコペリック腹膜透析液 他
YJコード 3420432A2042
レセプト電算コード 622396601
添付文書PDFファイル

ニコペリック腹膜透析液の主な効果と作用

  • 血液中の老廃物や有害物質を取り除き、水分やミネラルを調節します。

ニコペリック腹膜透析液の用途

ニコペリック腹膜透析液の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

脱水、筋痙攣、浮動性眩暈、錯感覚、味覚消失、頭痛、構語障害、運動過多、不安、神経過敏、思考異常

起こる可能性のある重大な副作用

循環血液量減少、低血圧、ショック、被嚢性腹膜硬化症、EPS

上記以外の副作用

口内乾燥、腹痛、口渇、腹膜炎、血性排液、下痢、消化不良、悪心、嘔吐、便秘、胃腸障害、鼓腸、腹部膨満、胃炎、腸閉塞、胃潰瘍、頻脈、心臓血管疾患、高血圧、肺水腫、呼吸困難、肺障害、咳嗽増悪、しゃっくり、貧血、白血球増加症、好酸球増加症、副甲状腺障害、発疹、皮膚障害、皮膚乾燥、皮膚潰瘍、湿疹、皮膚そう痒症、剥脱性皮膚炎、爪障害、乾癬、水疱性皮膚炎、顔面浮腫、浮腫、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、腎臓痛、尿量減少、低ナトリウム血症、低クロル血症、低カリウム血症、低マグネシウム血症、低蛋白血症、高血糖、食欲不振、循環血液量増加、低血糖症、筋痛、頚部痛、耳鳴、無力症、胸痛、疼痛、末梢性浮腫、倦怠感、発熱、せつ、感染、損傷、カテーテル機能不全、β2ミクログロブリン増加、血液浸透圧上昇、体重減少、体重増加

ニコペリック腹膜透析液の用法・用量

  • 腹膜透析治療において1日1回のみ使用する
  • 1日3~5回交換のうち1回の交換において本剤1.5~2Lを腹腔内に注入し、8~12時間滞液し、効果期待後に排液除去する
  • 本剤以外の交換にはブドウ糖含有腹膜透析液を用いる
    • なお、注入量及び滞液時間は、症状、血液生化学値、体液平衡、年齢、体重等を考慮し適宜増減する
  • 注入及び排液速度は、300mL/分以下とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ニコペリック腹膜透析液の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 乳酸代謝障害
    • 腹部挫滅傷
    • 腹部熱傷
    • 横隔膜欠損
    • 高度腹膜癒着
    • 尿毒症に起因する以外の出血性素因
    • トウモロコシデンプン由来物質に対し過敏症
    • 糖原病
    • 腹腔内臓器疾患
    • 腹部ヘルニア
    • 腹膜損傷
    • 腹膜癒着
    • 憩室炎
    • 免疫不全
    • 食事摂取不良
    • 腹部手術後
    • 腹膜炎
    • 高度換気障害
    • 腰椎障害
    • 人工肛門使用
    • 高度低蛋白血症
    • 利尿剤投与中
    • ジギタリス治療中
    • ステロイド服用
    • インスリン依存性糖尿病
    • インスリン投与が必要
    • 血清カリウム値が正常
    • 血清カリウム値が低値

患者の属性に応じた注意喚起

ニコペリック腹膜透析液の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ジギタリス剤 ジギタリス中毒
利尿剤 水及び電解質異常

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