処方薬
フェインジェクト静注500mg
先発
フェインジェクト静注500mgの基本情報
フェインジェクト静注500mgの概要
商品名 | フェインジェクト静注500mg |
---|---|
一般名 | カルボキシマルトース第二鉄注射液 |
薬価・規格 | 5850.0円 (500mg10mL1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
製造会社 | ゼリア新薬 |
YJコード | 3222404A1021 |
フェインジェクト静注500mgの主な効果と作用
- 体内で不足した鉄分を補い、
骨髄 での造血力を高める働きがあります。 - 鉄分の不足が原因となる貧血の
症状 を改善するお薬です。
フェインジェクト静注500mgの用途
フェインジェクト静注500mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
血中リン減少、頭痛、倦怠感、γGTP増加、肝機能検査値上昇、上腹部痛、悪心、蕁麻疹、発熱、月経過多、感覚鈍麻
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、重篤な過敏症
上記以外の副作用
嘔吐、腹痛、背部痛、投与部位疼痛、血圧上昇、血圧低下
フェインジェクト静注500mgの用法・用量
- 通常、成人に鉄として1回あたり500mgを週1回、緩徐に静注又は点滴静注する
- 総投与量は、患者の血中ヘモグロビン値及び体重に応じるが、上限は鉄として1500mgとする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与に際しては、次を参考に、過量投与にならないよう、総投与量(投与回数)に注意すること
- なお、本剤の投与は週1回、1回あたり鉄として500mg(1バイアル)とする
- [本剤の鉄としての総投与量(投与回数)]1). 血中ヘモグロビン値10.0g/dL未満:①. 血中ヘモグロビン値10.0g/dL未満で体重25kg以上35kg未満:本剤の鉄としての総投与量500mg(500mgを1回投与)
- ②. 血中ヘモグロビン値10.0g/dL未満で体重35kg以上70kg未満:本剤の鉄としての総投与量1500mg(週1回、1回あたり500mgを計3回投与)
- ③. 血中ヘモグロビン値10.0g/dL未満で体重70kg以上:本剤の鉄としての総投与量1500mg(週1回、1回あたり500mgを計3回投与)
- 2). 血中ヘモグロビン値10.0g/dL以上:①. 血中ヘモグロビン値10.0g/dL以上で体重25kg以上35kg未満:本剤の鉄としての総投与量500mg(500mgを1回投与)
- ②. 血中ヘモグロビン値10.0g/dL以上で体重35kg以上70kg未満:本剤の鉄としての総投与量1000mg(週1回、1回あたり500mgを計2回投与)
- ③. 血中ヘモグロビン値10.0g/dL以上で体重70kg以上:本剤の鉄としての総投与量1500mg(週1回、1回あたり500mgを計3回投与)
- 7.2. 本剤を希釈しないで使用する場合、5分以上かけて緩徐に静注すること
- 本剤を希釈して使用する場合は、6分以上かけて点滴静注すること
- 7.3. 35kg未満の患者には点滴静注とすること
- 7.4. 血中ヘモグロビン値は本剤投与終了後4週程度まで上昇するため、再治療の必要性は、投与終了後4週以降を目安に血中ヘモグロビン値、血清フェリチン値、患者の状態等から、鉄過剰に留意して慎重に判断すること〔12.2、17.1.1、17.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
フェインジェクト静注500mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください