ベシケア錠5mgに関係する解説
抗コリン薬(神経因性膀胱、過活動膀胱)
- ベシケア錠5mgは、抗コリン薬(神経因性膀胱、過活動膀胱)に分類される。
- 抗コリン薬(神経因性膀胱、過活動膀胱)とは、神経伝達物質アセチルコリンの働きを阻害する作用(抗コリン作用)により膀胱の過剰な収縮を抑え、神経因性膀胱や過活動膀胱などによる尿意切迫感や頻尿などを改善する薬。
抗コリン薬(神経因性膀胱、過活動膀胱)の代表的な商品名
- ネオキシ、ポラキス
- バップフォー
- ウリトス、ステーブラ
- ベシケア
- トビエース
商品名 | ベシケア錠5mg |
---|---|
一般名 | コハク酸ソリフェナシン錠 |
薬価・規格 | 94.6円 (5mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
製造会社 | アステラス製薬 |
ブランド | ベシケア錠2.5mg 他 |
YJコード | 2590011F2024 |
レセプト電算コード | 620003486 |
識別コード | @150 |
便秘、口内乾燥、白血球数増多、白血球数減少、血小板数増多、血小板数減少、狭心症、上室性期外収縮、心室性期外収縮、回転性めまい、霧視
肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、ショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下、尿閉、QT延長、心室頻拍、Torsades de Pointes、房室ブロック、洞不全症候群、高度徐脈、麻痺性イレウス、著しい便秘、腹部膨満、幻覚、せん妄、急性緑内障発作、眼圧亢進、嘔気、頭痛、眼痛、視力低下
眼調節障害、乾性角結膜炎、腹部不快感、腹痛、下腹部痛、上腹部痛、下痢、消化不良、硬便、胃炎、萎縮性胃炎、舌炎、悪心、胃不快感、口内炎、舌変色、胸部不快感、胸痛、倦怠感、発熱、膀胱炎、尿路感染、気管支炎、鼻咽頭炎、上気道感染、尿沈渣陽性、CK上昇、K上昇、尿酸上昇、総コレステロール上昇、尿糖陽性、関節痛、背部痛、側腹部痛、浮動性めまい、味覚異常、傾眠、不眠症、排尿困難、膿尿、排尿躊躇、クレアチニン上昇、BUN上昇、尿蛋白陽性、咳嗽、鼻乾燥、咽頭不快感、皮膚乾燥、湿疹、皮膚そう痒症、発疹、潮紅、高血圧、徐脈、心房細動、頻脈、動悸、嘔吐、胃食道逆流性疾患、口の感覚鈍麻、浮腫、食欲減退、筋力低下、認知機能障害、発声障害、血管浮腫、多形紅斑、剥脱性皮膚炎
薬剤名 | 影響 |
---|---|
抗コリン作用を有する薬剤 | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
三環系抗うつ剤 | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
フェノチアジン系薬剤 | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
アゾール系抗真菌剤 | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
イトラコナゾール | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
フルコナゾール | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
ミコナゾール | 口内乾燥、便秘、排尿困難 |
リファンピシン類 | 本剤の作用が減弱 |
フェニトイン | 本剤の作用が減弱 |
カルバマゼピン | 本剤の作用が減弱 |
QTを延長する薬剤 | QT延長 |