処方薬
トリキュラー錠21

トリキュラー錠21の基本情報

トリキュラー錠21の概要

商品名 トリキュラー錠21
一般名 レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール錠
薬価・規格 - 円 ((21日分)1組)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 バイエル薬品
ブランド トリキュラー錠21 他
YJコード 254910BF1047
識別コード BAYERTriquilar
添付文書PDFファイル

トリキュラー錠21の主な効果と作用

  • 正しく用いることにより、排卵をおさえる働きがあります。
  • 避妊に用いるお薬です。

トリキュラー錠21の用途

  • 避妊

トリキュラー錠21の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、下腹部痛、乳房緊満感、悪心、嘔吐、息切れ、過敏症、発疹、じん麻疹、肝機能異常、浮腫

起こる可能性のある重大な副作用

血栓症、四肢血栓症、肺血栓症、心血栓症、脳血栓症、網膜血栓症、下肢の急激な疼痛、下肢の急激な腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢脱力、四肢麻痺、構語障害、急性視力障害

上記以外の副作用

体重増加、帯下増加、カンジダ膣炎、乳房痛、動悸、血圧上昇、下痢、腹痛、便秘、食欲不振、食欲亢進、口内炎、口渇、めまい、片頭痛、神経過敏、眠気、抑うつ、ざ瘡、褐色斑、湿疹、腰痛、倦怠感、疲労、肩こり、性欲減退、鼻出血、視力障害、網膜血流障害、黄疸、不正性器出血、子宮破綻出血、子宮点状出血、皮膚色素沈着、しびれ、総コレステロール上昇、トリグリセリド上昇

トリキュラー錠21の用法・用量

  • 1日1錠を毎日一定の時刻に定められた順に従って(赤褐色糖衣錠から開始する)21日間連続投与し、7日間休薬する
  • 以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず29日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返す
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 毎日一定の時刻に服用させること
  • 7.2. 服用開始日経口避妊剤を初めて服用させる場合、月経第1日目から服用を開始させ、服用開始日が月経第1日目から遅れた場合、飲みはじめの最初の1週間は他の避妊法を併用させること
  • 7.3. 本剤の投与にあたっては飲み忘れ等がないよう服用方法を十分指導すること
  • 万一飲み忘れがあった場合、翌日までに気付いたならば直ちに飲み忘れた錠剤を服用し、その日の錠剤も通常どおりに服用させる
  • 2日以上連続して飲み忘れがあった場合は服用を中止させ、次の月経を待ち投与を再開させること
    • なお、飲み忘れにより妊娠する可能性が高くなるので、その周期は他の避妊法を使用させること
  • 7.4. 他の経口避妊剤から本剤に切り替える場合7.4.1. 21錠タイプの経口避妊剤から切り替える場合:前に服用していた薬剤をすべて服用し、7日間の休薬の後、続けて本剤の服用を開始させる(服用開始が遅れた場合、妊娠の可能性がある)
  • 7.4.2. 28錠タイプの経口避妊剤から切り替える場合:前に服用していた薬剤をすべて服用後、続けて本剤の服用を開始させる(服用開始が遅れた場合、妊娠の可能性がある)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

トリキュラー錠21の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏性素因
    • 肝腫瘍
    • 冠動脈疾患
    • 血栓性静脈炎
    • 子宮内膜癌
    • 脂質代謝異常
    • 重篤な肝障害
    • 糖尿病性腎症
    • 糖尿病性網膜症
    • 乳癌
    • 妊娠ヘルペス
    • 脳血管障害
    • 肺塞栓症
    • 診断の確定していない異常性器出血
    • 妊娠中に黄疸
    • 耳硬化症
    • 35歳以上で1日15本以上の喫煙
    • 血栓性素因
    • 抗リン脂質抗体症候群
    • 産後4週以内
    • 手術前4週以内
    • 術後2週以内
    • 長期間安静状態
    • 妊娠中に持続性そう痒症
    • 亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症
    • 血管病変を伴う糖尿病
    • 心房細動を合併する心臓弁膜症
    • 星型閃光を伴う片頭痛
    • 閃輝暗点を伴う片頭痛
    • 前兆を伴う片頭痛
    • 肺高血圧症を合併する心臓弁膜症
    • エストロゲン依存性悪性腫瘍
    • 骨成長が終了していない
    • 高血圧<軽度高血圧を除く>
    • 子宮頸癌
    • 乳房結節
    • 血栓症
    • 子宮筋腫
    • コンタクトレンズ装用
    • 心疾患
    • 腎疾患
    • 耐糖能異常
    • テタニー
    • てんかん
    • 糖尿病
    • 肥満
    • ポルフィリン症
    • 軽度高血圧
    • 耐糖能の低下
    • 妊娠中の高血圧
    • 前兆を伴わない片頭痛
    • 手術が必要
    • 喫煙<35歳以上で1日15本以上の喫煙者には投与しない>
    • 心臓弁膜症<肺高血圧症又は心房細動合併・亜急性細菌性心内膜炎既往は禁忌>
    • 肝障害<重篤な肝障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

トリキュラー錠21の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
副腎皮質ホルモン剤 作用が増強
プレドニゾロン 作用が増強
三環系抗うつ剤 作用が増強
イミプラミン 作用が増強
セレギリン塩酸塩 作用が増強
シクロスポリン 作用が増強
オメプラゾール 作用が増強
テオフィリン 血中濃度が上昇
チザニジン塩酸塩 血中濃度が上昇
ボリコナゾール 血中濃度が上昇、本剤の血中濃度が上昇
リファンピシン類 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
バルビツール酸誘導体 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
フェノバルビタール 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
ヒダントイン系抗てんかん剤 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
フェニトインナトリウム 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
カルバマゼピン 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
ボセンタン 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
モダフィニル 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
トピラマート 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
テトラサイクリン系抗生物質 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
ペニシリン系抗生物質 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
アンピシリン水和物 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
塩酸テルビナフィン 黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で月経異常
Gn-RH誘導体 作用を減弱
酢酸ブセレリン 作用を減弱
血糖降下剤 作用が減弱
インスリン製剤 作用が減弱
スルホニルウレア系薬剤 作用が減弱
スルホンアミド系薬剤 作用が減弱
ビグアナイド系製剤 作用が減弱
ラモトリギン 血中濃度が低下
モルヒネ 血中濃度が低下
サリチル酸 血中濃度が低下
アセトアミノフェン 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇
ネルフィナビルメシル酸塩 本剤の作用が減弱
リトナビル 本剤の作用が減弱
ダルナビル 本剤の作用が減弱
ロピナビル・リトナビル配合剤 本剤の作用が減弱
ネビラピン 本剤の作用が減弱
ホスアンプレナビル 本剤の作用が減弱
アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇
エトラビリン 本剤の血中濃度が上昇
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

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