処方薬
リンデロン坐剤0.5mg
先発
リンデロン坐剤0.5mgの基本情報
リンデロン坐剤0.5mgの概要
| 商品名 | リンデロン坐剤0.5mg |
|---|---|
| 一般名 | ベタメタゾン坐剤 |
| 薬価・規格 | 38.5円 (0.5mg1個) |
| 薬の形状 |
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤
|
| 製造会社 | シオノギファーマ |
| ブランド | リンデロン点眼液0.01% 他 |
| YJコード | 2454700J1028 |
| レセプト電算コード | 662450002 |
リンデロン坐剤0.5mgの主な効果と作用
- 直腸の
炎症 をおさえる働きがあります。 - 腸の炎症による腹痛、下痢、
血便 などの症状を改善する坐薬 です。
リンデロン坐剤0.5mgの用途
リンデロン坐剤0.5mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
過敏症、発疹、局所的刺激症状、排便感増強、局所的熱感、満月様顔貌、浮腫、ざ瘡、脱毛、体重増加、月経異常
起こる可能性のある重大な副作用
誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化管潰瘍、消化管穿孔、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパチー、緑内障、後嚢白内障、眼圧亢進、血栓症
上記以外の副作用
クッシング症候群様症状、下痢、悪心、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進、多幸症、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、多毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、脂肪織炎、発熱、疲労感、ステロイド腎症、精子数増減、精子運動性増減、創傷治癒障害、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、結合組織菲薄化、結合組織脆弱化、しゃっくり
リンデロン坐剤0.5mgの用法・用量
- 通常、1日初期投与量0.5~2.0mgを1~2回に分けて直腸内に挿入する
- 以後、症状をみながら漸減するが、症状により適宜増減することもある
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
リンデロン坐剤0.5mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
リンデロン坐剤0.5mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| 生ワクチン | ワクチン由来の感染を増強又は持続 |
| デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> | 低ナトリウム血症 |
| バルビツール酸誘導体 | 本剤の作用が減弱 |
| フェノバルビタール | 本剤の作用が減弱 |
| フェニトイン | 本剤の作用が減弱 |
| リファンピシン類 | 本剤の作用が減弱 |
| サリチル酸製剤 | サリチル酸中毒 |
| アスピリン | サリチル酸中毒 |
| アスピリンダイアルミネート | サリチル酸中毒 |
| サザピリン | サリチル酸中毒 |
| 血液凝固阻止剤 | 作用を減弱 |
| ワルファリンカリウム | 作用を減弱 |
| 糖尿病用薬 | 効果を減弱 |
| ビグアナイド系製剤 | 効果を減弱 |
| スルホニルウレア系薬剤 | 効果を減弱 |
| 速効型食後血糖降下剤 | 効果を減弱 |
| α-グルコシダーゼ阻害剤 | 効果を減弱 |
| チアゾリジン系薬剤 | 効果を減弱 |
| DPP-4阻害剤 | 効果を減弱 |
| GLP-1アナログ | 効果を減弱 |
| SGLT2阻害剤 | 効果を減弱 |
| インスリン製剤 | 効果を減弱 |
| 利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> | 低カリウム血症 |
| フロセミド | 低カリウム血症 |
| アセタゾラミド | 低カリウム血症 |
| トリクロルメチアジド | 低カリウム血症 |
| シクロスポリン | 血中濃度が上昇 |
| エリスロマイシン | 本剤の作用が増強 |
| 非脱分極性筋弛緩剤 | 筋弛緩作用が減弱又は増強 |
| パンクロニウム臭化物 | 筋弛緩作用が減弱又は増強 |
| ベクロニウム臭化物 | 筋弛緩作用が減弱又は増強 |
| 塩酸リトドリン | 肺水腫 |
| ワクチン | 神経障害、抗体反応の欠如 |
| 種痘 | 神経障害、抗体反応の欠如 |