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リメタゾン静注2.5mg
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リメタゾン静注2.5mgの基本情報

リメタゾン静注2.5mgの概要

商品名 リメタゾン静注2.5mg
一般名 デキサメタゾンパルミチン酸エステル注射液
薬価・規格 1872.0円 (2.5mg1mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 田辺三菱製薬
YJコード 2454407A1033
レセプト電算コード 620003832
添付文書PDFファイル

リメタゾン静注2.5mgの主な効果と作用

  • 炎症による痛みやはれをやわらげる働きがあります。
  • リウマチによる関節の炎症やはれ、こわばりなどの症状を改善するお薬です。

リメタゾン静注2.5mgの用途

リメタゾン静注2.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、下痢、悪心、嘔吐、頭痛、満月様顔貌、白血球増多、発疹、皮膚そう痒、顔面発赤、発汗

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、蕁麻疹、喉頭浮腫、誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、緑内障、後嚢白内障

上記以外の副作用

発汗異常、動悸、発熱、疲労感、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、月経異常、消化性潰瘍、膵炎、腹部膨満感、食欲亢進、胃痛、胸やけ、口渇、精神変調、うつ状態、多幸症、痙攣、不眠、眩暈、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパチー、筋肉痛、関節痛、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、低カリウム性アルカローシス、血圧上昇、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、血栓症、ざ瘡、多毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、脂肪織炎、脱毛、ステロイド腎症、精子数増減、精子運動性増減、しびれ感、しゃっくり、体重増加

リメタゾン静注2.5mgの用法・用量

  • 通常成人1回1アンプル(デキサメタゾンとして2.5mg)を2週に1回静脈内注射する
    • なお、年齢、体重、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

リメタゾン静注2.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • デスモプレシン酢酸塩水和物投与中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
    • コントロール不良の糖尿病
    • B型肝炎
    • リンパ系腫瘍
    • 褐色細胞腫
    • 肝硬変
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 重症筋無力症
    • 腎不全
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性
    • 感染症<有効な抗菌剤の存在しない感染症・全身の真菌症を除く>
    • 糖尿病<コントロール不良の糖尿病を除く>
    • パラガングリオーマ

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

リメタゾン静注2.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
生ワクチン ワクチン由来の感染を増強又は持続
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> 低ナトリウム血症
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
サリチル酸製剤 サリチル酸中毒
アスピリン サリチル酸中毒
アスピリンダイアルミネート サリチル酸中毒
サザピリン サリチル酸中毒
血液凝固阻止剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱
糖尿病用薬 作用を減弱
ビグアナイド系製剤 作用を減弱
スルホニルウレア系薬剤 作用を減弱
速効型食後血糖降下剤 作用を減弱
α-グルコシダーゼ阻害剤 作用を減弱
チアゾリジン系薬剤 作用を減弱
DPP-4阻害剤 作用を減弱
GLP-1アナログ 作用を減弱
SGLT2阻害剤 作用を減弱
インスリン製剤 作用を減弱
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
アセタゾラミド 低カリウム血症
フロセミド 低カリウム血症
シクロスポリン 血中濃度が上昇
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤のAUCの上昇、AUCが低下
サキナビル 本剤のAUCの上昇、AUCが低下
リトナビル 本剤のAUCの上昇、AUCが低下
マクロライド系抗生物質 本剤の作用が増強
エリスロマイシン 本剤の作用が増強
非脱分極性筋弛緩剤 作用が減弱又は増強
ベクロニウム臭化物 作用が減弱又は増強
パンクロニウム臭化物 作用が減弱又は増強
ワクチン 神経障害、抗体反応の欠如

リメタゾン静注2.5mgと主成分が同じ薬

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