処方薬
KM散

KM散の基本情報

KM散の概要

商品名 KM散
一般名 ジアスターゼ・生薬配合剤(7)散
薬価・規格 6.3円 (1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 東和薬品
YJコード 2339185B1024
レセプト電算コード 612330006
識別コード Tw802
添付文書PDFファイル

KM散の主な効果と作用

  • 胃もたれ、食欲不振、吐き気などをおさえるお薬です。
  • 消化を助け、苦味により食欲を増進させ、過剰な胃酸を中和する働きがあります。

KM散の用途

  • 胃部不快感の改善
  • 胃もたれの改善
  • 嘔気の改善
  • 嘔吐の改善
  • 消化器症状の改善
  • 食欲不振の改善

KM散の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腎結石、尿路結石、代謝異常、高マグネシウム血症、便秘、過敏症、発疹、低カリウム血症、血圧上昇、体重増加、浮腫

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー

KM散の用法・用量

  • 通常成人は1回1.3g、7歳~14歳は1/2量、4歳~6歳は1/3量を1日3回食後服用する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

KM散の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高カルシウム血症
    • 甲状腺機能低下症
    • 高ナトリウム血症
    • 透析療法
    • ナトリウム摂取制限
    • 妊娠中毒症
    • 副甲状腺機能亢進症
    • 浮腫
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 心機能障害
    • 腎不全
    • 肺機能障害
    • リン酸塩低下
    • 低クロル性アルカローシス等の電解質失調

患者の属性に応じた注意喚起

KM散の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
活性型ビタミンD製剤 高カルシウム血症
カルシウム製剤 高カルシウム血症、Milk-alkali syndrome、高窒素血症、アルカローシス
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 当該薬剤の効果が減弱
塩酸テトラサイクリン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
塩酸ミノサイクリン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口> 当該薬剤の効果が減弱
エノキサシン水和物<服用> 当該薬剤の効果が減弱
ノルフロキサシン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
オフロキサシン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
経口薬剤 当該薬剤の吸収・排泄に影響

飲食物との組み合わせ注意

  • 大量の牛乳
  • カルシウムを含むもの<牛乳、乳製品 など>

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    後発
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KM散に関係する解説

総合健胃薬

  • KM散は、総合健胃薬に分類される。
  • 総合健胃薬とは、金属を含む制酸成分、健胃目的の生薬、消化酵素などを含み、胃の不調が原因でおこる胸やけや、もたれなどを改善する薬。

総合健胃薬の代表的な商品名

  • つくしA・M配合散
  • FK配合散
  • S・M配合散
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