処方薬
セパミット-R細粒2%
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セパミット-R細粒2%の基本情報

セパミット-R細粒2%の概要

商品名 セパミット-R細粒2%
一般名 ニフェジピン腸溶細粒
薬価・規格 35.6円 (2%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 徐放細粒
内用薬 > 散剤 > 徐放細粒のアイコン
製造会社 日本ジェネリック
ブランド セパミット細粒1% 他
YJコード 2171014C2032
レセプト電算コード 620006003
識別コード JGJGN69
添付文書PDFファイル

セパミット-R細粒2%の主な効果と作用

  • 血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえ、血管をひろげる働きがあります。
  • 血圧を下げるお薬です。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

セパミット-R細粒2%の用途

セパミット-R細粒2%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

Al-P上昇、顔面潮紅、のぼせ、動悸、浮腫、下肢浮腫、顔面浮腫、熱感、頻尿、頭痛、めまい

起こる可能性のある重大な副作用

紅皮症、剥脱性皮膚炎、無顆粒球症、血小板減少、ショック、血圧低下、一過性意識障害、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇

上記以外の副作用

脱力感、悪心、嘔吐、腹部不快感、発疹、そう痒、高血糖、BUN上昇、クレアチニン上昇、潮紅、起立性低血圧、胸部痛、頻脈、発汗、悪寒、倦怠感、眠気、不眠、四肢しびれ感、筋痙攣、異常感覚、振戦、便秘、食欲不振、上腹部痛、下痢、口渇、胸やけ、鼓腸、過敏症、光線過敏症、紫斑、血管浮腫、歯肉肥厚、代謝異常、白血球減少、貧血、呼吸困難、咳嗽、鼻出血、鼻閉、視力異常、霧視、女性化乳房、眼痛、筋肉痛、関節痛、関節腫脹、勃起不全

セパミット-R細粒2%の用法・用量

  • 〈本態性高血圧症〉通常、成人にはニフェジピンとして1回10~20mgを1日2回食後経口投与する
    • なお、症状により適宜増減する
  • 〈狭心症〉通常、成人にはニフェジピンとして1回20mgを1日2回食後経口投与する
    • なお、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セパミット-R細粒2%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 心原性ショック
    • 高度左室収縮機能障害
    • 過度に血圧の低い
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 僧帽弁狭窄
    • 大動脈弁狭窄
    • 血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧
    • 肺高血圧
    • うっ血性心不全

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セパミット-R細粒2%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血圧降下剤 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
レセルピン 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
メチルドパ 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
塩酸プラゾシン 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
β-遮断剤 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
アテノロール 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
アセブトロール塩酸塩 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
プロプラノロール 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
シメチジン 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、頻脈
ジルチアゼム 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
トリアゾール系抗真菌剤 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫
イトラコナゾール 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫
フルコナゾール 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫
HIVプロテアーゼ阻害剤 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
サキナビル 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
リトナビル 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
キヌプリスチン・ダルホプリスチン 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
硫酸マグネシウム<注射剤> 過度の血圧低下、神経筋伝達遮断の増強
ジゴキシン 血中濃度が上昇、中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・視覚異常・不整脈等>
タクロリムス水和物 血中濃度が上昇、腎機能障害
リファンピシン類 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
フェニトイン 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
カルバマゼピン 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
シクロスポリン 歯肉肥厚
制酸剤経口剤 本剤の持効性がそこなわれる

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

セパミット-R細粒2%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 徐放細粒のアイコン
    薬価 35.6円 (2%1g)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 徐放細粒
    製造会社 日本ジェネリック
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セパミット-R細粒2%に関係する解説

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)

  • セパミット-R細粒2%は、カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)に分類される。
  • カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)とは、末梢血管や冠動脈を広げることで血圧を下げたり、狭心症の発作を予防する薬。

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)の代表的な商品名

  • アムロジン、ノルバスク
  • アダラート
  • アテレック
  • カルブロック
  • コニール
カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)についての詳しい解説を見る