処方薬
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」
後発
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の基本情報
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の概要
商品名 | ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」 |
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一般名 | ジルチアゼム塩酸塩錠 |
薬価・規格 | 5.6円 (30mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 全星薬品 |
ブランド | ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」 他 |
YJコード | 2171006F1275 |
レセプト電算コード | 620006932 |
識別コード | ZE30mg |
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の主な効果と作用
- 血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえ、血管をひろげる働きがあります。
- 血圧を下げるお薬です。
- 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの
発作 を予防またはやわらげるお薬です。
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の用途
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
房室ブロック、発疹、顔面潮紅、洞停止、血圧低下、動悸、胸痛、浮腫、洞房ブロック、倦怠感、頭痛
起こる可能性のある重大な副作用
完全房室ブロック、高度徐脈、徐脈、眩暈、ふらつき、うっ血性心不全、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死症、Lyell症候群、紅皮症、剥脱性皮膚炎、急性汎発性発疹性膿疱症、膿疱、紅斑、水疱、そう痒、発熱、粘膜疹、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、肝機能障害、黄疸
上記以外の副作用
頭重感、こむらがえり、脱力感、眠気、不眠、パーキンソン様症状、Al-P上昇、LDH上昇、肝腫大、過敏症、多形性紅斑様皮疹、蕁麻疹、光線過敏症、胃部不快感、便秘、腹痛、胸やけ、食欲不振、嘔気、軟便、下痢、口渇、血小板減少、白血球減少、歯肉肥厚、女性化乳房、しびれ
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の用法・用量
- 1.狭心症、異型狭心症:ジルチアゼム塩酸塩として1回30mgを1日3回経口投与する
- 効果不十分な場合には、1回60mgを1日3回まで増量することができる
- 2.本態性高血圧症(軽症~中等症):ジルチアゼム塩酸塩として1回30~60mgを1日3回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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テルフェナジン | 他の抗不整脈薬<リン酸ジソピラミド>でQT延長、他の抗不整脈薬<リン酸ジソピラミド>で心室性不整脈 |
降圧作用を有する薬剤 | 降圧作用が増強 |
血圧降下剤 | 降圧作用が増強 |
硝酸剤 | 降圧作用が増強 |
β-遮断剤 | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
ビソプロロールフマル酸塩 | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
プロプラノロール | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
アテノロール | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
ラウオルフィア製剤 | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
レセルピン | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
ジギタリス剤 | 徐脈、房室ブロック、不整脈、血中濃度上昇による中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・眩暈・視覚異常等> |
ジゴキシン | 徐脈、房室ブロック、不整脈、血中濃度上昇による中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・眩暈・視覚異常等> |
メチルジゴキシン | 徐脈、房室ブロック、不整脈、血中濃度上昇による中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・眩暈・視覚異常等> |
抗不整脈剤 | 徐脈、房室ブロック、洞停止 |
アミオダロン塩酸塩 | 徐脈、房室ブロック、洞停止 |
メキシレチン塩酸塩 | 徐脈、房室ブロック、洞停止 |
アプリンジン塩酸塩 | 徐脈、房室ブロック、洞停止、両剤の血中濃度上昇による症状、振戦、眩暈、ふらつき |
麻酔剤 | 徐脈、房室ブロック、洞停止 |
イソフルラン | 徐脈、房室ブロック、洞停止 |
エンフルラン | 徐脈、房室ブロック、洞停止 |
ハロタン | 徐脈、房室ブロック、洞停止 |
フィンゴリモド塩酸塩 | 重度の徐脈、心ブロック |
ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤 | 血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強等> |
ニフェジピン | 血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強等> |
アムロジピンベシル酸塩 | 血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強等> |
シンバスタチン | 血中濃度上昇による横紋筋融解症やミオパシー |
トリアゾラム | 血中濃度上昇による症状<睡眠時間の延長等> |
ミダゾラム | 血中濃度上昇による症状<鎮静・睡眠作用の増強等> |
カルバマゼピン | 血中濃度上昇による症状<眠気・悪心・嘔吐・眩暈等> |
セレギリン塩酸塩 | 作用・毒性が増強 |
テオフィリン | 血中濃度上昇による症状<悪心・嘔吐・頭痛・不眠等> |
シロスタゾール | 作用が増強 |
アピキサバン | 作用が増強 |
ビノレルビン酒石酸塩 | 作用が増強 |
筋弛緩剤 | 作用が増強 |
パンクロニウム臭化物 | 作用が増強 |
ベクロニウム臭化物 | 作用が増強 |
シクロスポリン | 血中濃度上昇による症状<腎障害等> |
タクロリムス水和物 | 血中濃度上昇による症状<腎障害等> |
フェニトイン | 血中濃度上昇による症状<運動失調・眩暈・眼振等>、本剤の作用が低下 |
リファンピシン類 | 本剤の作用が低下 |
シメチジン | 本剤の血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強・徐脈等> |
HIVプロテアーゼ阻害剤 | 本剤の血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強・徐脈等> |
リトナビル | 本剤の血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強・徐脈等> |
サキナビルメシル酸塩 | 本剤の血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強・徐脈等> |