ミネブロ錠2.5mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
貧血、血小板数減少、白血球数減少、血清カリウム値上昇、血中尿酸増加、高尿酸血症、痛風、めまい、頭痛、肝機能異常、γ-GTP上昇
起こる可能性のある重大な副作用
高カリウム血症
上記以外の副作用
腎機能障害、GFR減少、血中クレアチニン増加、BUN上昇、異常感、低血圧、低ナトリウム血症、下痢、悪心、過敏症、発疹
ミネブロ錠2.5mgの用法・用量
- 通常、成人にはエサキセレノンとして2.5mgを1日1回経口投与する
- なお、効果不十分な場合は、5mgまで増量することができる
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与中に血清カリウム値が5.0mEq/Lを超えた場合には減量を考慮し、血清カリウム値が5.5mEq/L以上の場合は減量ないし中止し、血清カリウム値が6.0mEq/L以上の場合には直ちに中止すること〔11.1.1参照〕
- 7.2. 中等度腎機能障害(eGFR30mL/min/1.73㎡以上60mL/min/1.73㎡未満)のある患者及びアルブミン尿を伴う糖尿病又は蛋白尿を伴う糖尿病患者では、1.25mgを1日1回投与から開始し、血清カリウム値など患者の状態に応じて、投与開始から4週間以降を目安に2.5mgを1日1回投与へ増量し、効果不十分な場合は、5mgまで増量することができる
- 臨床試験で実施された血清カリウム値及びeGFRに基づく調節については「17.臨床成績」の項を参照すること〔9.1.1、9.2.2、17.1.5、17.1.6参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 |
影響 |
| カリウム保持性利尿剤 |
血清カリウム値が上昇 |
| スピロノラクトン |
血清カリウム値が上昇 |
| トリアムテレン |
血清カリウム値が上昇 |
| カンレノ酸カリウム |
血清カリウム値が上昇 |
| 抗アルドステロン剤 |
血清カリウム値が上昇 |
| エプレレノン |
血清カリウム値が上昇 |
| カリウム製剤<放射性ヨウ素の甲状腺内部被曝予防低減のヨウ化カリウム除く> |
血清カリウム値が上昇 |
| 塩化カリウム<製剤> |
血清カリウム値が上昇 |
| グルコン酸カリウム<製剤> |
血清カリウム値が上昇 |
| アスパラギン酸カリウム<製剤> |
血清カリウム値が上昇 |
| ヨウ化カリウム<製剤><放射性ヨウ素の甲状腺内部被曝の予防・低減を除く> |
血清カリウム値が上昇 |
| 酢酸カリウム<製剤> |
血清カリウム値が上昇 |
| ACE阻害剤 |
血清カリウム値が上昇 |
| 塩酸イミダプリル |
血清カリウム値が上昇 |
| マレイン酸エナラプリル |
血清カリウム値が上昇 |
| アンジオテンシン2受容体拮抗剤 |
血清カリウム値が上昇 |
| オルメサルタン メドキソミル製剤 |
血清カリウム値が上昇 |
| アジルサルタン |
血清カリウム値が上昇 |
| テルミサルタン |
血清カリウム値が上昇 |
| アリスキレンフマル酸塩 |
血清カリウム値が上昇 |
| シクロスポリン |
血清カリウム値が上昇 |
| タクロリムス水和物 |
血清カリウム値が上昇 |
| ドロスピレノン配合剤 |
血清カリウム値が上昇 |
| ヨウ化カリウム<製剤><放射性ヨウ素の甲状腺内部被曝の予防・低減に使用> |
血清カリウム値が上昇 |
| 強力なCYP3A阻害剤 |
血清カリウム値の上昇 |
| イトラコナゾール |
血清カリウム値の上昇 |
| クラリスロマイシン |
血清カリウム値の上昇 |
| エンシトレルビルフマル酸 |
血清カリウム値の上昇 |
| 強いCYP3A誘導薬 |
本剤の作用が減弱 |
| リファンピシン類 |
本剤の作用が減弱 |
| フェニトイン |
本剤の作用が減弱 |
| カルバマゼピン |
本剤の作用が減弱 |
| リチウム製剤 |
中毒 |
| 炭酸リチウム |
中毒 |
| 非ステロイド系抗炎症剤 |
本剤の降圧作用の減弱、腎機能障害患者では高カリウム血症 |
| インドメタシン製剤 |
本剤の降圧作用の減弱、腎機能障害患者では高カリウム血症 |
| ミトタン |
作用を阻害 |