ベハイド錠4mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
発疹、悪心、胃部不快感、めまい、知覚異常、白血球減少、血小板減少、紫斑、肝炎、代謝異常、低マグネシウム血症
起こる可能性のある重大な副作用
低カリウム血症、脱力感、不整脈、再生不良性貧血、低ナトリウム血症、倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害
上記以外の副作用
低クロール性アルカローシス、血中カルシウム上昇、電解質失調、血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症、過敏症、顔面潮紅、光線過敏症、下痢、便秘、膵炎、唾液腺炎、視力異常、霧視、黄視症、インポテンス、全身性紅斑性狼瘡悪化、筋痙攣
ベハイド錠4mgの用法・用量
- 通常、成人にはベンチルヒドロクロロチアジドとして、1回4~8mgを1日2回経口投与する
- 維持量として、1週2~3回間歇投与する
- ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること
- また、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
テルフェナジン投与中 |
QT延長、心室性不整脈 |
アステミゾール投与中 |
QT延長、心室性不整脈 |
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> |
低ナトリウム血症 |
バルビツール酸誘導体 |
起立性低血圧を増強 |
アヘンアルカロイド系麻薬 |
起立性低血圧を増強 |
エタノール摂取 |
起立性低血圧を増強 |
カテコールアミン製剤 |
作用を減弱 |
ノルエピネフリン |
作用を減弱 |
エピネフリン |
作用を減弱 |
非脱分極性筋弛緩剤 |
麻痺作用を増強 |
ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物 |
麻痺作用を増強 |
パンクロニウム臭化物 |
麻痺作用を増強 |
ベクロニウム臭化物 |
麻痺作用を増強 |
降圧作用を有する薬剤 |
降圧作用を増強 |
ACE阻害剤 |
降圧作用を増強 |
β-遮断剤 |
降圧作用を増強 |
ニトログリセリン |
降圧作用を増強 |
ジギタリス剤 |
心臓に対する作用を増強し不整脈 |
ジゴキシン |
心臓に対する作用を増強し不整脈 |
キニジン |
徐脈 |
糖質副腎皮質ホルモン剤 |
低カリウム血症 |
ACTH |
低カリウム血症 |
グリチルリチン製剤 |
低カリウム血症 |
糖尿病用薬 |
糖尿病を悪化<糖尿病用剤の作用を減弱> |
スルホニルウレア系薬剤 |
糖尿病を悪化<糖尿病用剤の作用を減弱> |
インスリン製剤 |
糖尿病を悪化<糖尿病用剤の作用を減弱> |
炭酸リチウム |
振戦・消化器愁訴等リチウム中毒を増強 |
コレスチラミン<経口> |
利尿降圧作用の減弱 |
非ステロイド系抗炎症剤 |
利尿降圧作用の減弱 |
インドメタシン製剤 |
利尿降圧作用の減弱 |