ドブタミン持続静注300mgシリンジ「KKC」の基本情報

• 心臓の収縮力を強め、循環不全状態を改善するお薬です。
• 心臓の働きをよくすることにより、全身に送り出す血液の量を増やす働きがあります。

• 急性循環不全の心収縮力増強

ドブタミン持続静注300mgシリンジ「KKC」の副作用

主な副作用

不整脈、頻脈、期外収縮、過度の血圧上昇、動悸、胸部不快感、狭心痛、前胸部熱感、息切れ、悪心、腹部痛

上記以外の副作用

発赤、腫脹、頭痛、発疹、好酸球増多、血圧低下、血清カリウム低下

ドブタミン持続静注300mgシリンジ「KKC」の用法・用量

• 通常、ドブタミンとして、1分間あたり1～5μg/kgを持続静注する
• 投与量は患者の病態に応じて、適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり20μg/kgまで増量できる
• （用法及び用量に関連する注意）7.1． 参考として、体重あたりの投与量は次のとおりである
• 7.1．3.1）． ドブタミン投与量3μg/kg/min：①． 体重5kg：投与薬液量0.1mL/hr
• ②． 体重10kg：投与薬液量0.3mL/hr
• ③． 体重15kg：投与薬液量0.4mL/hr
• ④． 体重20kg：投与薬液量0.6mL/hr
• ⑤． 体重30kg：投与薬液量0.9mL/hr
• ⑥． 体重40kg：投与薬液量1.2mL/hr
• ⑦． 体重50kg：投与薬液量1.5mL/hr
• ⑧． 体重60kg：投与薬液量1.8mL/hr
• ⑨． 体重70kg：投与薬液量2.1mL/hr
• ⑩． 体重80kg：投与薬液量2.4mL/hr
• 2）． ドブタミン投与量5μg/kg/min：①． 体重5kg：投与薬液量0.2mL/hr
• ②． 体重10kg：投与薬液量0.5mL/hr
• ③． 体重15kg：投与薬液量0.7mL/hr
• ④． 体重20kg：投与薬液量1.0mL/hr
• ⑤． 体重30kg：投与薬液量1.5mL/hr
• ⑥． 体重40kg：投与薬液量2.0mL/hr
• ⑦． 体重50kg：投与薬液量2.5mL/hr
• ⑧． 体重60kg：投与薬液量3.0mL/hr
• ⑨． 体重70kg：投与薬液量3.5mL/hr
• ⑩． 体重80kg：投与薬液量4.0mL/hr
• 3）． ドブタミン投与量10μg/kg/min：①． 体重5kg：投与薬液量0.5mL/hr
• ②． 体重10kg：投与薬液量1.0mL/hr
• ③． 体重15kg：投与薬液量1.5mL/hr
• ④． 体重20kg：投与薬液量2.0mL/hr
• ⑤． 体重30kg：投与薬液量3.0mL/hr
• ⑥． 体重40kg：投与薬液量4.0mL/hr
• ⑦． 体重50kg：投与薬液量5.0mL/hr
• ⑧． 体重60kg：投与薬液量6.0mL/hr
• ⑨． 体重70kg：投与薬液量7.0mL/hr
• ⑩． 体重80kg：投与薬液量8.0mL/hr
• 4）． ドブタミン投与量15μg/kg/min：①． 体重5kg：投与薬液量0.7mL/hr
• ②． 体重10kg：投与薬液量1.5mL/hr
• ③． 体重15kg：投与薬液量2.2mL/hr
• ④． 体重20kg：投与薬液量3.0mL/hr
• ⑤． 体重30kg：投与薬液量4.5mL/hr
• ⑥． 体重40kg：投与薬液量6.0mL/hr
• ⑦． 体重50kg：投与薬液量7.5mL/hr
• ⑧． 体重60kg：投与薬液量9.0mL/hr
• ⑨． 体重70kg：投与薬液量10.5mL/hr
• ⑩． 体重80kg：投与薬液量12.0mL/hr
• 5）． ドブタミン投与量20μg/kg/min：①． 体重5kg：投与薬液量1.0mL/hr
• ②． 体重10kg：投与薬液量2.0mL/hr
• ③． 体重15kg：投与薬液量3.0mL/hr
• ④． 体重20kg：投与薬液量4.0mL/hr
• ⑤． 体重30kg：投与薬液量6.0mL/hr
• ⑥． 体重40kg：投与薬液量8.0mL/hr
• ⑦． 体重50kg：投与薬液量10.0mL/hr
• ⑧． 体重60kg：投与薬液量12.0mL/hr
• ⑨． 体重70kg：投与薬液量14.0mL/hr
• ⑩． 体重80kg：投与薬液量16.0mL/hr

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 過敏症
  • 肥大型閉塞性心筋症
  • 特発性肥厚性大動脈弁下狭窄
  • 開心術後に心拍数が多い小児等
  • 高度大動脈弁狭窄
  • 境界型糖尿病
  • 高血圧症
  • 重篤な冠動脈疾患
  • 重篤な心疾患
  • 心房細動
  • 重篤な血流閉塞
  • 糖尿病
  • 新生児の重篤な心疾患
  • 乳幼児の重篤な心疾患
  • 過度の血圧低下を伴う急性循環不全
  • 高齢者の重篤な心疾患

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦
  • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 乳児
  • 幼児・小児
  • 高齢者
  • 授乳婦

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 低出生体重児(0日〜27日)
  • 新生児(0日〜27日)
  • 乳児(0日〜364日)
  • 幼児(0歳〜6歳)
  • 小児(0歳〜14歳)
  • 高齢者(65歳〜)
  • 開心術後に心拍数が多い小児等(0歳〜14歳)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 新生児の重篤な心疾患(0日〜27日)
  • 乳幼児の重篤な心疾患(0歳〜6歳)
  • 高齢者の重篤な心疾患(65歳〜)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 低出生体重児(0日〜27日)
  • 新生児(0日〜27日)
  • 乳児(0日〜364日)
  • 幼児(0歳〜6歳)
  • 小児(0歳〜14歳)
  • 高齢者(65歳〜)
  • 新生児の重篤な心疾患(0日〜27日)
  • 乳幼児の重篤な心疾患(0歳〜6歳)
  • 高齢者の重篤な心疾患(65歳〜)