処方薬
ドブトレックスキット点滴静注用600mg
先発
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの基本情報
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの概要
商品名 | ドブトレックスキット点滴静注用600mg |
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一般名 | ドブタミン塩酸塩キット |
薬価・規格 | 1783.0円 (0.3%200mL1袋) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | 共和薬品 |
ブランド | ドブトレックス注射液100mg 他 |
YJコード | 2119404G4052 |
レセプト電算コード | 620005189 |
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの主な効果と作用
- 心臓の収縮力を強め、循環不全状態を改善するお薬です。
- 心臓の働きをよくすることにより、全身に送り出す血液の量を増やす働きがあります。
- 心臓の検査に用いるお薬です。
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの用途
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
期外収縮、不整脈、頻脈、過度の血圧上昇、動悸、胸部不快感、狭心痛、前胸部熱感、息切れ、悪心、腹部痛
起こる可能性のある重大な副作用
心停止、心室頻拍、心室細動、心筋梗塞、ストレス心筋症、心室性期外収縮、ST上昇、壁運動異常、心室基部過収縮、心尖部広範囲におよぶ収縮低下
上記以外の副作用
発赤、腫脹、頭痛、発疹、好酸球増多、血圧低下、血清カリウム低下
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの用法・用量
- 〈急性循環不全における心収縮力増強〉通常、ドブタミンとして、1分間あたり1~5μg/kgを点滴静注する
- 投与量は患者の病態に応じて、適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり20μg/kgまで増量できる
- 〈心エコー図検査における負荷〉通常、ドブタミンとして、1分間あたり5μg/kgから点滴静注を開始し、病態が評価できるまで1分間あたり10、20、30、40μg/kgと3分毎に増量する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉参考として、体重あたりの投与量は次のとおりである
- 7.1.2.1). ドブタミン投与量3μg/kg/分:①. 体重10kg:0.6滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:1.2滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:1.8滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:2.4滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:3.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:3.6滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:4.2滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:4.8滴/分(mL/時)
- 2). ドブタミン投与量5μg/kg/分:①. 体重10kg:1.0滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:2.0滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:3.0滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:4.0滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:5.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:6.0滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:7.0滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:8.0滴/分(mL/時)
- 3). ドブタミン投与量7μg/kg/分:①. 体重10kg:1.4滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:2.8滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:4.2滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:5.6滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:7.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:8.4滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:9.8滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:11.2滴/分(mL/時)
- 4). ドブタミン投与量10μg/kg/分:①. 体重10kg:2.0滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:4.0滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:6.0滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:8.0滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:10.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:12.0滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:14.0滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:16.0滴/分(mL/時)
- 5). ドブタミン投与量15μg/kg/分:①. 体重10kg:3.0滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:6.0滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:9.0滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:12.0滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:15.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:18.0滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:21.0滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:24.0滴/分(mL/時)
- 6). ドブタミン投与量20μg/kg/分:①. 体重10kg:4.0滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:8.0滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:12.0滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:16.0滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:20.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:24.0滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:28.0滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:32.0滴/分(mL/時)
- 7). ドブタミン投与量30μg/kg/分*:①. 体重10kg:6.0滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:12.0滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:18.0滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:24.0滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:30.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:36.0滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:42.0滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:48.0滴/分(mL/時)
- 8). ドブタミン投与量40μg/kg/分*:①. 体重10kg:8.0滴/分(mL/時)
- ②. 体重20kg:16.0滴/分(mL/時)
- ③. 体重30kg:24.0滴/分(mL/時)
- ④. 体重40kg:32.0滴/分(mL/時)
- ⑤. 体重50kg:40.0滴/分(mL/時)
- ⑥. 体重60kg:48.0滴/分(mL/時)
- ⑦. 体重70kg:56.0滴/分(mL/時)
- ⑧. 体重80kg:64.0滴/分(mL/時)
- 単位:小児用点滴セット(60滴≒1mL)を使用する場合は、滴/分、微量輸液ポンプを使用する場合は、mL/時を表示する
- *:心エコー図検査における負荷において使用する投与量
- 7.2. 〈心エコー図検査における負荷〉本剤による負荷終了の目安等を含めた投与方法等については、ガイドライン等、最新の情報を参考にすること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ドブトレックスキット点滴静注用600mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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β-遮断剤 | 本剤の効果の減弱、末梢血管抵抗の上昇 |
プロプラノロール | 本剤の効果の減弱、末梢血管抵抗の上昇 |