ニプラノール点眼液0.25%に関係する解説
β遮断薬(点眼薬)
- ニプラノール点眼液0.25%は、β遮断薬(点眼薬)に分類される。
- β遮断薬(点眼薬)とは、眼圧を上昇させる眼球を満たしている体液(眼房水)の産生を抑え、眼圧を下げて緑内障などの悪化を防ぐ薬。
β遮断薬(点眼薬)の代表的な商品名
- チモプトール、リズモン
- ミケラン
- ハイパジール
商品名 | ニプラノール点眼液0.25% |
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一般名 | ニプラジロール液 |
薬価・規格 | 150.0円 (0.25%1mL) |
薬の形状 |
外用薬 > 目・耳鼻用剤 > 液
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製造会社 | テイカ製薬 |
YJコード | 1319740Q1048 |
レセプト電算コード | 620003862 |
結膜充血、結膜浮腫、結膜濾胞、表層角膜炎、角膜びらん、眼瞼炎、眼瞼発赤、眼瞼浮腫、虹彩炎、眼刺激症状、眼がしみる感じ
喘息発作、眼類天疱瘡、心ブロック、うっ血性心不全、心停止、洞不全症候群、脳虚血、脳血管障害、全身性エリテマトーデス
眼灼熱感、眼のかゆみ、眼異物感、眼疼痛感、眼瞼が重い、眼のかぶれ、流涙、眼充血、霧視、ALT上昇、LDH上昇、CK上昇、胸痛、頭痛、眼乾燥感、結膜炎、動悸、発疹、呼吸困難、眼底黄斑部浮腫、眼底黄斑部混濁
薬剤名 | 影響 |
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カテコールアミン枯渇剤 | 交感神経系に対し過剰の抑制、低血圧、徐脈、眩暈、失神、起立性低血圧 |
レセルピン | 交感神経系に対し過剰の抑制、低血圧、徐脈、眩暈、失神、起立性低血圧 |
カルシウム拮抗剤 | 低血圧、房室伝導障害、左室不全 |
ジルチアゼム | 低血圧、房室伝導障害、左室不全 |
ベラパミル | 低血圧、房室伝導障害、左室不全 |
β-遮断剤の全身投与 | 眼圧下降あるいはβ遮断薬の全身的な作用が増強 |
プロプラノロール塩酸塩<全身投与> | 眼圧下降あるいはβ遮断薬の全身的な作用が増強 |
アテノロール<全身投与> | 眼圧下降あるいはβ遮断薬の全身的な作用が増強 |
酒石酸メトプロロール<全身投与> | 眼圧下降あるいはβ遮断薬の全身的な作用が増強 |
エピネフリン | 類薬<チモロールマレイン酸塩点眼液>において散瞳作用が助長 |