ゼオマイン筋注用100単位 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)
処方薬
ゼオマイン筋注用100単位
先発

ゼオマイン筋注用100単位の基本情報

ゼオマイン筋注用100単位の概要

商品名 ゼオマイン筋注用100単位
一般名 インコボツリヌストキシンA筋注用
薬価・規格 33981.0円 (100単位1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 筋注用
注射薬 > 散剤 > 筋注用のアイコン
製造会社 帝人ファーマ
YJコード 1229407E2025
レセプト電算コード 622819801
添付文書PDFファイル

ゼオマイン筋注用100単位の主な効果と作用

  • 筋肉の収縮を引き起こす物質(アセチルコリン)の働きをおさえ、筋肉をほぐす働きがあります。
  • 筋肉のけいれんや緊張をやわらげるお薬です。

ゼオマイン筋注用100単位の用途

  • 上肢痙縮
  • 下肢痙縮

ゼオマイン筋注用100単位の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

湿疹、蕁麻疹、皮膚過角化、便秘、嚥下障害、筋力低下、四肢不快感、関節痛、筋骨格痛、筋肉痛、四肢痛

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー、重篤かつ即時型過敏症、血清病、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、発疹、悪心

上記以外の副作用

筋緊張低下、麻痺、皮下出血、注射部位内出血、筋肉内出血、排尿後尿滴下、頻尿、尿閉、構語障害、転倒、血中CK増加、靱帯捻挫、末梢性浮腫、倦怠感、蜂巣炎、紅斑、皮膚そう痒症、そう痒、口内乾燥、血管迷走神経反応、一過性症候性低血圧、耳鳴、失神、頭痛、感覚鈍麻、出血、疼痛、炎症、錯感覚、注射部位感覚鈍麻、圧痛、注射部位腫脹、腫脹、注射部位浮腫、感染、血腫、挫傷、軟部組織浮腫、無力症、インフルエンザ様症状、上咽頭炎

ゼオマイン筋注用100単位の用法・用量

  • 〈上肢痙縮〉通常、成人にはインコボツリヌストキシンAとして複数の緊張筋*に合計400単位を分割して筋肉内注射する
  • 1回あたりの最大投与量は400単位であるが、対象となる緊張筋の種類や数により、投与量は必要最小限となるよう適宜減量する
    • また、再投与は前回の効果が減弱した場合に可能であるが、投与間隔は12週以上とすること
    • なお、症状に応じて投与間隔は10週まで短縮できる
  • *)緊張筋:橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、浅指屈筋、深指屈筋、腕橈骨筋、上腕二頭筋、上腕筋、方形回内筋、円回内筋、長母指屈筋、母指内転筋、短母指屈筋/母指対立筋等
  • 〈下肢痙縮〉通常、成人にはインコボツリヌストキシンAとして複数の緊張筋*に合計400単位を分割して筋肉内注射する
  • 1回あたりの最大投与量は400単位であるが、対象となる緊張筋の種類や数により、投与量は必要最小限となるよう適宜減量する
    • また、再投与は前回の効果が減弱した場合に可能であるが、投与間隔は12週以上とすること
    • なお、症状に応じて投与間隔は10週まで短縮できる
  • *)緊張筋:腓腹筋(内側頭、外側頭)、ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋等
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉上肢痙縮及び下肢痙縮に同時投与する場合には、それぞれの効能又は効果で規定されている投与量の上限及び投与間隔を厳守した上で、1回あたりの投与量は合計で800単位までとし、患者の状態に応じて徐々に増量する等、慎重に投与すること(海外臨床試験において、上肢痙縮及び下肢痙縮に400単位から200単位ずつ増量し、合計800単位までを同時に投与した経験はあるが、国内臨床試験では、上肢痙縮及び下肢痙縮に本剤を同時投与した経験はない)
  • 7.2. 〈効能共通〉本剤の力価(単位)は、A型ボツリヌス毒素製剤特有のもので、B型ボツリヌス毒素製剤とは異なること、また換算もできないことに留意し、必ず本剤の投与量を慎重に確認してから投与すること
  • 7.3. 〈効能共通〉本剤と他のA型ボツリヌス毒素製剤及びB型ボツリヌス毒素製剤の同時投与は原則として避けること(本剤と他のA型及びB型ボツリヌス毒素製剤を同時投与した際の、安全性及び有効性は確立していない)〔10.2参照〕
  • 7.4. 〈効能共通〉他のA型又はB型ボツリヌス毒素製剤を投与後に本剤を使用する場合には、少なくとも他のA型及びB型ボツリヌス毒素製剤の用法及び用量で規定されている投与間隔をあけ、患者の症状を十分に観察した上で、効果が消失し、安全性上の問題がないと判断された場合にのみ投与すること(他のA型ボツリヌス毒素製剤投与後12週以内及びB型ボツリヌス毒素製剤投与後12週以内に本剤を投与した場合の安全性及び有効性は確立していない)〔10.2参照〕
  • 7.5. 〈効能共通〉緊張筋の同定が困難な場合には、筋電計、超音波検査やスティミュレーター等を用いて注意深く目標とする部位を同定すること
  • 7.6. 〈効能共通〉筋ごとの適切な部位及び投与量に留意すること
  • 臨床成績等から、次のような投与筋、投与量及び投与部位数が推奨されている〔14.2.1参照〕
  • 〈上肢痙縮〉1). 〈上肢痙縮〉手関節の屈曲①. 〈上肢痙縮〉橈側手根屈筋:(投与量*※)25-100単位/筋、(投与部位数)1-2部位/筋
  • ②. 〈上肢痙縮〉尺側手根屈筋:(投与量*※)20-100単位/筋、(投与部位数)1-2部位/筋
  • 2). 〈上肢痙縮〉手指関節の屈曲①. 〈上肢痙縮〉浅指屈筋:(投与量*※)25-100単位/筋、(投与部位数)1-2部位/筋
  • ②. 〈上肢痙縮〉深指屈筋:(投与量*※)25-100単位/筋、(投与部位数)1-2部位/筋
  • 3). 〈上肢痙縮〉肘関節の屈曲①. 〈上肢痙縮〉腕橈骨筋:(投与量*※)25-100単位/筋、(投与部位数)1-3部位/筋
  • ②. 〈上肢痙縮〉上腕二頭筋:(投与量*※)50-200単位/筋、(投与部位数)2-4部位/筋
  • ③. 〈上肢痙縮〉上腕筋:(投与量*※)25-100単位/筋、(投与部位数)1-2部位/筋
  • 4). 〈上肢痙縮〉前腕の回内①. 〈上肢痙縮〉方形回内筋:(投与量*※)10-50単位/筋、(投与部位数)1部位/筋
  • ②. 〈上肢痙縮〉円回内筋:(投与量*※)25-75単位/筋、(投与部位数)1-2部位/筋
  • 5). 〈上肢痙縮〉母指関節の屈曲①. 〈上肢痙縮〉長母指屈筋:(投与量*※)10-50単位/筋、(投与部位数)1部位/筋
  • ②. 〈上肢痙縮〉母指内転筋:(投与量*※)5-30単位/筋、(投与部位数)1部位/筋
  • ③. 〈上肢痙縮〉短母指屈筋又は母指対立筋:(投与量*※)5-30単位/筋、(投与部位数)1部位/筋
  • *)医師の判断により合計で最大400単位を配分
  • ※)投与部位一カ所につき最大1.0mLが推奨されている
  • 〈下肢痙縮〉1). 〈下肢痙縮〉足関節の底屈(尖足)①. 〈下肢痙縮〉腓腹筋(内側頭/外側頭):(投与量*※)50-200単位/筋、(投与部位数)2-6部位/筋
  • ②. 〈下肢痙縮〉ヒラメ筋:(投与量*※)50-200単位/筋、(投与部位数)2-4部位/筋
  • 2). 〈下肢痙縮〉足関節の回外(内反)/底屈(尖足):後脛骨筋:(投与量*※)50-150単位/筋、(投与部位数)2-3部位/筋
  • 3). 〈下肢痙縮〉足趾の屈曲①. 〈下肢痙縮〉長趾屈筋:(投与量*※)50-100単位/筋、(投与部位数)1-3部位/筋
  • ②. 〈下肢痙縮〉長母趾屈筋:(投与量*※)25-75単位/筋、(投与部位数)1-2部位/筋
  • *)医師の判断により合計で最大400単位を配分
  • ※)投与部位一カ所につき最大1.0mLが推奨されている
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゼオマイン筋注用100単位の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 筋萎縮性側索硬化症
    • 重症筋無力症
    • ランバート・イートン症候群
    • 全身性の神経筋接合部障害
    • 神経筋障害<全身性の神経筋接合部障害又は筋萎縮性側索硬化症を除く>
    • A型ボツリヌス毒素製剤投与後12週以内
    • B型ボツリヌス毒素製剤投与後12週以内

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゼオマイン筋注用100単位の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
筋弛緩剤 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
ダントロレンナトリウム 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
筋弛緩作用のある薬物 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
塩酸スペクチノマイシン 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
アミノグリコシド系抗生物質 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
硫酸ゲンタマイシン 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
硫酸フラジオマイシン 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
ポリペプチド系抗生物質 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
硫酸ポリミキシンB 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
テトラサイクリン系抗生物質 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
リンコマイシン系抗生物質 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
抗痙攣剤 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
バクロフェン 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
抗コリン作用を有する薬剤 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
ブチルスコポラミン臭化物 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
トリヘキシフェニジル塩酸塩 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
ベンゾジアゼピン系化合物 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
ジアゼパム 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
エチゾラム 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
ベンザミド系薬剤 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
塩酸チアプリド 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
スルピリド 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる
ボツリヌス毒素製剤 過剰な筋弛緩、筋力低下・嚥下障害等の発現するリスクが高まる

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