処方薬
プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の基本情報

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の概要

商品名 プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」
一般名 プロカイン塩酸塩
薬価・規格 20.1円 (1g)
薬の形状
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製造会社 丸石製薬
YJコード 1211701X1090
レセプト電算コード 620008550
添付文書PDFファイル

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の主な効果と作用

  • 局所麻酔剤です。

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の用途

  • 浸潤麻酔
  • 伝達麻酔
  • 硬膜外麻酔
  • 腰椎麻酔
  • 脊椎麻酔
  • 歯科領域の浸潤麻酔
  • 歯科領域の伝達麻酔

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

中毒、眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心、嘔吐、メトヘモグロビン血症、過敏症、蕁麻疹

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、血圧低下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸抑制、振戦、痙攣、中毒症状

上記以外の副作用

浮腫

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の用法・用量

  • 使用に際し、目的濃度の水性注射液として使用する
  • 1.脊椎麻酔(腰椎麻酔):5~10%注射液とし、プロカイン塩酸塩として、低位麻酔には50~100mg、高位麻酔には150~200mgを使用する
  • 2.硬膜外麻酔:(基準最高用量:1回600mg)1.5~2%注射液とし、プロカイン塩酸塩として、200~400mgを使用する
  • 3.伝達麻酔:1~2%注射液とし、プロカイン塩酸塩として、10~400mgを使用する
  • 4.浸潤麻酔:(基準最高用量:1回1000mg)0.25~0.5%注射液とし、プロカイン塩酸塩として、1回1000mgの範囲内で使用する
  • 5.歯科領域における伝達麻酔・浸潤麻酔:2%注射液にアドレナリンを添加したものを用い、プロカイン塩酸塩として、10~100mgを使用する
    • 但し、年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適宜増減する
  • 必要に応じ、アドレナリン(濃度1:10万~20万)を添加して使用する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • ショック状態
    • 敗血症
    • メトヘモグロビン血症
    • 重篤な出血
    • 注射部位又はその周辺に炎症
    • 血液疾患
    • 重篤な高血圧症
    • 髄膜炎
    • 中枢神経系疾患
    • 臍部以上の部位の手術
    • 灰白脊髄炎
    • 脊柱の著明な変形
    • 抗凝血剤治療中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 血腫、脊髄障害

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