ベルソムラ錠20mgに関係する解説
オレキシン受容体拮抗薬
- ベルソムラ錠20mgは、オレキシン受容体拮抗薬に分類される。
- オレキシン受容体拮抗薬とは、脳の覚醒を促進する神経伝達物質オレキシンの受容体を阻害することで、脳を睡眠状態へ移行させ睡眠障害(不眠症)を改善する薬。
オレキシン受容体拮抗薬の代表的な商品名
- ベルソムラ
- デエビゴ
- クービビック
- ボルズィ
| 商品名 | ベルソムラ錠20mg |
|---|---|
| 一般名 | スボレキサント錠 |
| 薬価・規格 | 109.9円 (20mg1錠) |
| 薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
| 製造会社 | MSD |
| ブランド | ベルソムラ錠15mg 他 |
| YJコード | 1190023F2020 |
| レセプト電算コード | 622374301 |
| 識別コード | @335 |
疲労、傾眠、頭痛、浮動性めまい、睡眠時麻痺、悪夢、異常な夢、入眠時幻覚、動悸、悪心、嘔吐
睡眠時随伴症、夢遊症、傾眠時幻覚、不安、激越、皮膚そう痒症
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| CYP3Aを阻害する薬剤<中等度> | 傾眠・疲労・入眠時麻痺・睡眠時随伴症・夢遊症等の副作用が増強、傾眠・疲労等の本剤の副作用が増強 |
| ジルチアゼム | 傾眠・疲労・入眠時麻痺・睡眠時随伴症・夢遊症等の副作用が増強、傾眠・疲労等の本剤の副作用が増強 |
| ベラパミル | 傾眠・疲労・入眠時麻痺・睡眠時随伴症・夢遊症等の副作用が増強、傾眠・疲労等の本剤の副作用が増強 |
| フルコナゾール | 傾眠・疲労・入眠時麻痺・睡眠時随伴症・夢遊症等の副作用が増強、傾眠・疲労等の本剤の副作用が増強 |
| イトラコナゾール | 本剤の作用を著しく増強 |
| ポサコナゾール | 本剤の作用を著しく増強 |
| ボリコナゾール | 本剤の作用を著しく増強 |
| クラリスロマイシン | 本剤の作用を著しく増強 |
| ボノプラザン・アモキシシリン・クラリスロマイシン | 本剤の作用を著しく増強 |
| ラベプラゾール・アモキシシリン・クラリスロマイシン | 本剤の作用を著しく増強 |
| リトナビル | 本剤の作用を著しく増強 |
| ニルマトレルビル・リトナビル | 本剤の作用を著しく増強 |
| エンシトレルビル | 本剤の作用を著しく増強 |
| エタノール摂取 | 精神運動機能の相加的な低下 |
| 中枢抑制剤 | 中枢神経系に対する抑制作用を増強 |
| フェノチアジン系薬剤 | 中枢神経系に対する抑制作用を増強 |
| バルビツール酸誘導体 | 中枢神経系に対する抑制作用を増強 |
| 強いCYP3A誘導薬 | 本剤の作用を減弱 |
| リファンピシン類 | 本剤の作用を減弱 |
| カルバマゼピン | 本剤の作用を減弱 |
| フェニトイン | 本剤の作用を減弱 |
| ジゴキシン | 血漿中濃度を上昇 |