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レミニール錠4mg
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レミニール錠4mgの基本情報

レミニール錠4mgの概要

商品名 レミニール錠4mg
一般名 ガランタミン臭化水素酸塩錠
薬価・規格 55.9円 (4mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 太陽ファルマ
ブランド レミニール錠4mg 他
YJコード 1190019F1028
レセプト電算コード 622045801
識別コード JANSSEN
添付文書PDFファイル

レミニール錠4mgの主な効果と作用

  • 脳内の神経伝達物質アセチルコリン)を分解する酵素の働きをおさえます。
  • 物忘れがはげしくなる、同じことを繰返す、判断ができにくくなるなどの症状が進むのをおさえるお薬です。

レミニール錠4mgの用途

レミニール錠4mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

食欲不振、食欲減退、悪心、嘔吐、下痢、発疹、鼻咽頭炎、膀胱炎、尿路感染、貧血、そう痒症

起こる可能性のある重大な副作用

失神、徐脈、心ブロック、QT延長、急性汎発性発疹性膿疱症、発熱、紅斑、多数の小膿疱、肝炎、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇

上記以外の副作用

顔面浮腫、脱水、不眠症、激越、怒り、攻撃性、不安、譫妄、落ち着きのなさ、幻覚、頭痛、浮動性めまい、意識消失、傾眠、痙攣、体位性めまい、振戦、パーキンソニズム、心室性期外収縮、上室性期外収縮、心房細動、動悸、高血圧、低血圧、咳嗽、腹痛、便秘、上腹部痛、胃不快感、胃炎、腹部膨満、消化不良、胃潰瘍、腸炎、萎縮性胃炎、腹部不快感、レッチング、肝機能異常、湿疹、皮下出血、多汗症、背部痛、筋力低下、頻尿、尿失禁、血尿、倦怠感、異常感、無力症、胸痛、疲労、歩行障害、体重減少、肝機能検査値異常、CK増加、尿中白血球陽性、血圧上昇、血中ブドウ糖増加、尿中血陽性、血中トリグリセリド増加、尿中赤血球陽性、白血球数増加、血中コレステロール増加、LDH増加、血中カリウム減少、血圧低下、血中尿酸増加、心電図異常、総蛋白減少、転倒、転落、過敏症、薬疹、全身性皮疹、蕁麻疹、うつ病、幻視、幻聴、嗜眠、味覚異常、過眠症、錯感覚、錐体外路障害、霧視、耳鳴、潮紅、筋痙縮

レミニール錠4mgの用法・用量

  • 通常、成人にはガランタミンとして1日8mg(1回4mgを1日2回)から開始し、4週間後に1日16mg(1回8mgを1日2回)に増量し、経口投与する
    • なお、症状に応じて1日24mg(1回12mgを1日2回)まで増量できるが、増量する場合は変更前の用量で4週間以上投与した後に増量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 1日8mg投与は有効用量ではなく、消化器系副作用の発現を抑える目的なので、原則として4週間を超えて使用しないこと
  • 7.2. 中等度肝障害患者(Child-Pugh分類を肝機能の指標とした中等度<B>の肝障害患者)では、4mgを1日1回から開始し少なくとも1週間投与した後、1日8mg(4mgを1日2回)を4週間以上投与し、増量する(ただし、1日16mgを超えないこと)〔9.3肝機能障害患者の項、16.6.2参照〕
  • 7.3. 副作用を軽減するため、食後に投与することが望ましい
  • 7.4. 医療従事者、家族等の管理のもとで投与すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

レミニール錠4mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重度肝障害
    • 重度腎障害
    • Child-Pugh分類を肝機能の指標とした重度<C>の肝障害
    • クレアチニンクリアランス9mL/分未満
    • 肝機能障害
    • 気管支喘息
    • 錐体外路障害
    • 痙攣性疾患
    • 消化管閉塞
    • 消化性潰瘍
    • 腎機能障害
    • 心筋梗塞
    • 心筋症
    • 心疾患
    • 低カリウム血症
    • 電解質異常
    • てんかん
    • 洞不全症候群
    • パーキンソン症候群
    • パーキンソン病
    • 閉塞性肺疾患
    • 弁膜症
    • 下部尿路閉塞
    • 房室接合部伝導障害
    • 心房内伝導障害
    • 中等度肝障害
    • アルツハイマー型認知症以外の認知症性疾患
    • Child-Pugh分類を肝機能の指標とした中等度<B>の肝障害
    • 消化管手術直後
    • 膀胱手術直後

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

レミニール錠4mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
コリン作動薬 コリン刺激作用が増強され著しい心拍数の低下
アセチルコリン コリン刺激作用が増強され著しい心拍数の低下
ベタネコール コリン刺激作用が増強され著しい心拍数の低下
コリンエステラーゼ阻害剤 コリン刺激作用が増強され著しい心拍数の低下
ネオスチグミン コリン刺激作用が増強され著しい心拍数の低下
スキサメトニウム 筋弛緩作用が増強
ジゴキシン 著しい心拍数の低下
β-遮断剤 著しい心拍数の低下
プロプラノロール 著しい心拍数の低下
アテノロール 著しい心拍数の低下
カルベジロール 著しい心拍数の低下
抗コリン作用を有する薬剤 相互に作用が減弱
アトロピン 相互に作用が減弱
ブチルスコポラミン 相互に作用が減弱
トリヘキシフェニジル 相互に作用が減弱
ビペリデン 相互に作用が減弱
アミトリプチリン 本剤の血中濃度が上昇し悪心・嘔吐
フルボキサミン 本剤の血中濃度が上昇し悪心・嘔吐
パロキセチン 本剤の血中濃度が上昇し悪心・嘔吐
キニジン 本剤の血中濃度が上昇し悪心・嘔吐
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し悪心・嘔吐
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し悪心・嘔吐
非ステロイド系抗炎症剤 消化器症状を悪化

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レミニール錠4mgに関係する解説

コリンエステラーゼ阻害薬(認知症治療薬)

  • レミニール錠4mgは、コリンエステラーゼ阻害薬(認知症治療薬)に分類される。
  • コリンエステラーゼ阻害薬(認知症治療薬)とは、脳内の神経伝達物質(アセチルコリン)の量を増やしアルツハイマー病などの認知症における記憶障害(もの忘れ)、実行機能障害(問題解決能力の低下)、見当識障害(時間や場所の見当がつかない)などの症状の進行を遅らせる薬。

コリンエステラーゼ阻害薬(認知症治療薬)の代表的な商品名

  • アリセプト
  • アリドネ
  • レミニール
  • イクセロン、リバスタッチ
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