処方薬
トリンテリックス錠20mg
先発

トリンテリックス錠20mgの基本情報

トリンテリックス錠20mgの概要

商品名 トリンテリックス錠20mg
一般名 ボルチオキセチン臭化水素酸塩錠
薬価・規格 242.5円 (20mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 武田薬品
ブランド トリンテリックス錠10mg 他
YJコード 1179060F2024
レセプト電算コード 622699401
識別コード @115
添付文書PDFファイル

トリンテリックス錠20mgの主な効果と作用

  • ゆううつな気持ちや、不安やイライラ、やる気がなくなるなどのこころの症状や、食欲がなくなる、眠れないなどの体の症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質セロトニン)の量を増やしたり働きを調整し、ゆううつな気持ちや落ち込んでいる気分をやわらげる働きがあります。

トリンテリックス錠20mgの用途

トリンテリックス錠20mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、傾眠、頭痛、めまい、不眠症、悪心、便秘、嘔吐、皮膚そう痒、全身性そう痒、じん麻疹

起こる可能性のある重大な副作用

セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経不安定、痙攣、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、意識障害

上記以外の副作用

発疹、倦怠感、異常な夢、リビドー減退、潮紅、寝汗、勃起不全、射精遅延、アナフィラキシー反応、高プロラクチン血症、出血、挫傷、斑状出血、鼻出血、胃腸出血、腟出血、血管浮腫、多汗症

トリンテリックス錠20mgの用法・用量

  • 通常、成人にはボルチオキセチンとして10mgを1日1回経口投与する
    • なお、患者の状態により1日20mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこと
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること
  • 7.2. CYP2D6阻害作用を有する薬剤投与中の患者又は遺伝的にCYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では、本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるため、10mgを上限とすることが望ましく、投与に際しては、患者の状態を注意深く観察し、慎重に投与すること〔9.1.1、10.2、16.4、16.7.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

トリンテリックス錠20mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中又は投与中止後14日間以内
    • 遺伝的にCYP2D6の活性が欠損
    • CYP2D6阻害作用を有する薬剤投与中
    • SIADH
    • 肝硬変
    • 眼内圧亢進
    • 痙攣性疾患
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 出血傾向
    • 出血性素因
    • てんかん
    • 脳器質的障害
    • 緑内障
    • 統合失調症素因
    • 双極性障害
    • 衝動性が高い併存障害
    • 低ナトリウム血症を起こすことが知られている薬剤投与中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

トリンテリックス錠20mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中 低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH
モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤<メチルチオニニウム・リネゾリド以外> セロトニン症候群
セレギリン塩酸塩 セロトニン症候群
ラサギリンメシル酸塩 セロトニン症候群
サフィナミドメシル酸塩 セロトニン症候群
リネゾリド セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
メチルチオニニウム塩化物水和物<メチレンブルー> セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
セロトニン作用薬 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
トリプタン系薬剤 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
コハク酸スマトリプタン セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
L-トリプトファン含有製剤 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
塩酸トラマドール セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
メサドン塩酸塩 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
ペチジン塩酸塩 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
タペンタドール塩酸塩 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
フェンタニル セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
ペンタゾシン セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
炭酸リチウム セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇し副作用があらわれる
塩酸パロキセチン水和物 本剤の血中濃度が上昇し副作用があらわれる
キニジン硫酸塩水和物 本剤の血中濃度が上昇し副作用があらわれる
肝酵素誘導作用をもつ医薬品 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
CYP3A4/5誘導剤 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
CYP2C19誘導作用を有する薬剤 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
CYP2C9誘導作用を有する薬剤 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
CYP2C8を誘導する薬剤 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
CYP2B6誘導作用を有する薬剤 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
出血傾向を来すと考えられる薬剤 出血傾向が増強
非定型抗精神病薬 出血傾向が増強
フェノチアジン系トランキライザー 出血傾向が増強
三環系抗うつ剤 出血傾向が増強
アスピリン 出血傾向が増強
非ステロイド系抗炎症剤 出血傾向が増強
ワルファリンカリウム 出血傾向が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • アルコールを含むもの
  • L-トリプトファン(アミノ酸の一種)を含むもの<大豆、豆腐、乳製品 など>

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トリンテリックス錠20mgに関係する解説

セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬

  • トリンテリックス錠20mgは、セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬に分類される。
  • セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬とは、うつ(抑うつ)などの病態に深く関わる神経伝達物質(セロトニンなど)の脳内での働きを改善することで抗うつ作用をあらわす薬。

セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬の代表的な商品名

  • トリンテリックス
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