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インヴェガ錠6mg
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インヴェガ錠6mgの基本情報

インヴェガ錠6mgの概要

商品名 インヴェガ錠6mg
一般名 パリペリドン徐放錠
薬価・規格 442.1円 (6mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠のアイコン
製造会社 ヤンセンファーマ
ブランド インヴェガ錠3mg 他
YJコード 1179053G2020
レセプト電算コード 622028301
識別コード PAL6
添付文書PDFファイル

インヴェガ錠6mgの主な効果と作用

  • 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
  • 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。

インヴェガ錠6mgの用途

インヴェガ錠6mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

便秘、血中プロラクチン増加、トリグリセリド増加、不眠症、錐体外路障害、体重増加、CK増加、ジスキネジア、鼻咽頭炎、咽頭炎、鼻炎

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、不整脈、心房細動、心室性期外収縮、高血糖、低血糖、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、低血糖症状、白血球減少、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、遅発性ジスキネジア、口周部不随意運動、不随意運動、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、悪心を不顕性化、嘔吐を不顕性化、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、黄疸、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、脳血管障害、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、高血糖悪化、糖尿病悪化、口渇、多飲、多尿、頻尿、無顆粒球症、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、持続勃起症

上記以外の副作用

肺炎、腟感染、皮膚真菌感染、白癬感染、脂肪腫、白血球数増加、血小板数増加、好酸球数増加、好塩基球数増加、貧血、脾腫、ヘモグロビン減少、血中鉄減少、ヘマトクリット減少、好中球百分率増加、好酸球百分率増加、リンパ球数増加、季節性アレルギー、高プロラクチン血症、多飲症、過食、血中コレステロール増加、血中ブドウ糖増加、電解質失調、食欲亢進、食欲減退、高脂血症、高コレステロール血症、低蛋白血症、総蛋白減少、血中電解質異常、血中インスリン増加、インスリンCペプチド増加、精神症状、セルフケア障害、不安、激越、初期不眠症、睡眠障害、自傷行動、自殺企図、攻撃性、幻覚、抑うつ症状、落ち着きのなさ、リビドー減退、アカシジア、頭痛、パーキンソニズム、ジストニー、浮動性めまい、体位性めまい、感覚鈍麻、運動緩慢、パーキンソン歩行、鎮静、構音障害、構語障害、てんかん、健忘、精神的機能障害、末梢性ニューロパシー、注視麻痺、眼部不快感、不快感、眼精疲労、結膜炎、回転性めまい、耳鳴、耳痛、耳管障害、心電図QT補正間隔延長、徐脈、洞性徐脈、洞性頻脈、動悸、心拍数増加、心電図QT延長、心電図異常、高血圧、誤嚥、嚥下性肺炎、間質性肺疾患、胃腸障害、下痢、胃不快感、上腹部痛、流涎過多、腹痛、下腹部痛、胃炎、逆流性食道炎、胃潰瘍、痔核、腸管虚血、齲歯、歯痛、歯肉炎、口唇炎、口内炎、舌痛、ALP増加、ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、肝機能検査異常、LDH増加、脂肪肝、血中ビリルビン増加、湿疹、皮膚そう痒症、皮膚炎、脂漏性皮膚炎、皮膚乾燥、顔面感覚鈍麻、発疹、皮膚剥脱、ざ瘡、紅色汗疹、寝汗、逆むけ、全身性蕁麻疹、血管浮腫、筋骨格硬直、背部痛、四肢痛、関節痛、関節周囲炎、椎間板突出、筋痛、排尿困難、蛋白尿、尿潜血、尿閉、無月経、不規則月経、月経困難症、乳房痛、乳汁漏出症、射精障害、前立腺炎、易刺激性、胸部不快感、末梢性浮腫、低体温、薬剤離脱症候群、体温上昇、体温低下、血圧上昇、体重減少、血中尿酸増加、尿糖陽性、血圧低下、血中尿素減少、血中クレアチニン増加、グリコヘモグロビン増加、尿中ウロビリン陽性、転倒、糖尿病、気道感染、アナフィラキシー反応、過敏症、悪夢、幻聴、妄想、自殺念慮、自殺既遂、被害妄想、身体妄想、睡眠時遊行症、筋緊張亢進、大発作痙攣、失神、嗜眠、運動過多、後弓反張、会話障害、舌麻痺、頭部動揺、疲労、眼球回転運動、霧視、房室ブロック、洞性不整脈、左脚ブロック、右脚ブロック、上室性期外収縮、起立性低血圧、低血圧、虚血、咽喉頭疼痛、鼻閉、咳嗽、鼻出血、口内乾燥、鼓腸、舌腫脹、嚥下障害、腹部不快感、筋痙縮、筋固縮、筋骨格痛、筋拘縮、斜頚、頚部痛、尿失禁、神経因性膀胱、女性化乳房、勃起不全、乳房分泌、性機能不全、無力症

インヴェガ錠6mgの用法・用量

  • 通常、成人にはパリペリドンとして6mgを1日1回朝食後に経口投与する
    • なお、年齢、症状により1日12mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は5日間以上の間隔をあけて1日量として3mgずつ行うこと
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 軽度腎機能障害患者(クレアチニン・クリアランス50mL/分以上80mL/分未満)には、1日用量として3mgから開始し、1日用量は6mgを超えないこと〔9.2.2、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕
  • 7.2. 本剤はリスペリドンの活性代謝物であり、リスペリドンとの併用により作用が増強するおそれがあるため、本剤とリスペリドンを含有する経口製剤との併用は、避けること
  • 7.3. 本剤の投与量は必要最低限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

インヴェガ錠6mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • リスペリドンに対し過敏症
    • 中等度から重度腎機能障害
    • クレアチニン・クリアランス50mL/分未満
    • クレアチニン・クリアランス50mL/分未満の腎機能障害
    • 肝機能障害
    • 痙攣性疾患
    • 高血糖
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 脱水状態
    • 低血圧
    • てんかん
    • 糖尿病
    • パーキンソン病
    • 肥満
    • 不整脈
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
    • 先天性QT延長症候群
    • 高齢認知症
    • 軽度腎機能障害
    • 心・血管系疾患
    • 長期臥床
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • 高度消化管狭窄
    • レビー小体型認知症
    • 不動状態
    • クレアチニン・クリアランス50mL/分以上80mL/分未満

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

インヴェガ錠6mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リスペリドンを含有する経口製剤 作用が増強
アドレナリン<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く> 作用を逆転させ血圧降下
中枢抑制剤 相互に作用を増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用を増強
エタノール摂取 相互に作用を増強
ドパミン作動薬 相互に作用を減弱
血圧降下剤 降圧作用が増強
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下
バルプロ酸 本剤の血中濃度が上昇
QTを延長する薬剤 QT延長
アドレナリン含有歯科麻酔剤 血圧降下
リドカイン・アドレナリン歯科麻酔剤 血圧降下

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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インヴェガ錠6mgに関係する解説

非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬:SDA)

  • インヴェガ錠6mgは、非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬:SDA)に分類される。
  • 非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬:SDA)とは、脳内のドパミンD2受容体やセロトニン5-HT2受容体などの拮抗作用により、幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬。

非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬:SDA)の代表的な商品名

  • リスパダール
  • インヴェガ
  • ゼプリオン水懸筋注、ゼプリオンTRI水懸筋注
  • ルーラン
  • ロナセン
非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬:SDA)についての詳しい解説を見る