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ビプレッソ徐放錠50mg
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ビプレッソ徐放錠50mgの基本情報

ビプレッソ徐放錠50mgの概要

商品名 ビプレッソ徐放錠50mg
一般名 クエチアピンフマル酸塩徐放錠
薬価・規格 53.0円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠のアイコン
製造会社 共和薬品
YJコード 1179042G1025
レセプト電算コード 622573901
添付文書PDFファイル

ビプレッソ徐放錠50mgの主な効果と作用

  • 脳内の神経伝達物質の働きをよくし、ゆううつで落ち込んだ気分、意欲や行動の低下している状態を改善する働きがあります。
  • 気分が晴々しないゆううつな気持ちをやわらげるお薬です。

ビプレッソ徐放錠50mgの用途

ビプレッソ徐放錠50mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

口渇、倦怠感、傾眠、便秘、めまい、頭痛、アカシジア、食欲亢進、高プロラクチン血症、口内乾燥、体重増加

起こる可能性のある重大な副作用

高血糖、白血球減少、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、致命的経過、低血糖、脱力感、冷汗、振戦、意識障害、低血糖症状、悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、横紋筋融解症、筋肉痛、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、痙攣、無顆粒球症、黄疸、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、遅発性ジスキネジア、口周部不随意運動、不随意運動、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑

上記以外の副作用

ジスキネジア、鎮静、うつ病、軽躁、不眠、不眠症、注意力障害、過眠症、片頭痛、せん妄、易刺激性、躁病、自殺念慮、自殺企図、自傷行動、運動緩慢、構語障害、ジストニア、流涎過多、歩行障害、筋痙縮、筋骨格硬直、構音障害、錐体外路障害、白血球数増加、低血圧、高血圧、起立性低血圧、動悸、不整脈、心電図QT延長、LDH上昇、肝機能検査異常、鼻閉、腹部不快感、腹痛、下痢、過食、消化不良、胃炎、胃食道逆流性疾患、食欲減退、TSH上昇、高トリグリセリド血症、甲状腺疾患、高カリウム血症、TSH減少、高尿酸血症、高脂血症、尿糖陽性、FT4減少、乳汁漏出症、湿疹、膀胱炎、尿蛋白陽性、排尿困難、薬剤離脱症候群、感覚鈍麻、回転性めまい、歯痛、無力症、悪寒、末梢性浮腫、靱帯捻挫、体重減少、関節痛、背部痛、味覚異常、脱毛症、多汗症、頻尿、筋強剛、Al-P上昇、不安、幻覚の顕在化、健忘、攻撃的反応、意識レベル低下、昏迷、神経症、妄想の顕在化、リビドー亢進、感情不安定、激越、錯乱、思考異常、人格障害、多幸症、舞踏病様アテトーシス、悪夢、独語、衝動行為、自動症、敵意、統合失調性反応、協調不能、レストレスレッグス症候群、錐体外路症状、嚥下障害、眼球回転発作、パーキンソン症候群、顆粒球減少、好酸球増加症、貧血、血小板減少、心悸亢進、心電図異常、徐脈、失神、血管拡張、ビリルビン血症、去痰困難、鼻炎、咳増加、鼓腸放屁、消化管障害、吐血、直腸障害、膵炎、瞳孔反射障害、弱視、結膜炎、T4減少、高コレステロール血症、T3減少、月経異常、肥満症、痛風、低ナトリウム血症、水中毒、多飲症、過敏症、発疹、血管浮腫、そう痒、尿失禁、尿閉、BUN上昇、持続勃起、射精異常、インポテンス、意欲低下、舌麻痺、ほてり、顔面浮腫、腫瘤、過量投与、骨盤痛、歯牙障害、関節症、滑液包炎、筋無力症、悪化反応、偶発外傷、耳障害、ざ瘡

ビプレッソ徐放錠50mgの用法・用量

  • 通常、成人にはクエチアピンとして1回50mgより投与を開始し、2日以上の間隔をあけて1回150mgへ増量する
  • その後、さらに2日以上の間隔をあけて、推奨用量である1回300mgに増量する
    • なお、いずれも1日1回就寝前とし、食後2時間以上あけて経口投与すること
  • (用法及び用量に関連する注意)肝機能障害のある患者及び高齢者では、2日以上の間隔をあけて患者の状態を観察しながら1日50mgずつ慎重に増量すること〔9.3肝機能障害患者、9.8高齢者の項、16.6.1、16.6.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ビプレッソ徐放錠50mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 糖尿病
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • 肝機能障害
    • 痙攣性疾患
    • 高血糖
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 脱水状態
    • 低血圧
    • てんかん
    • 脳器質的障害
    • 脳血管障害
    • 肥満
    • 不整脈
    • 先天性QT延長症候群
    • 心・血管疾患
    • 高齢認知症
    • 長期臥床
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • 衝動性が高い併存障害
    • 不動状態

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ビプレッソ徐放錠50mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アドレナリン<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く> 作用を逆転させ重篤な血圧降下
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用が増強
エタノール摂取 中枢神経抑制作用が増強
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
カルバマゼピン 本剤の作用が減弱
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
CYP3A4活性を強力に阻害する薬剤 本剤の作用を増強、本剤の血漿中濃度が高値となりQT間隔が延長
イトラコナゾール 本剤の作用を増強、本剤の血漿中濃度が高値となりQT間隔が延長
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の作用を増強
エリスロマイシン 本剤の作用を増強
QTを延長する薬剤 QT延長
アドレナリン含有歯科麻酔剤 重篤な血圧降下
リドカイン・アドレナリン歯科麻酔剤 重篤な血圧降下

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ビプレッソ徐放錠50mgと主成分が同じ薬

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    薬価 53.0円 (50mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 徐放錠
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ビプレッソ徐放錠50mgに関係する解説

非定型抗精神病薬(多元受容体作用抗精神病薬:MARTA)

  • ビプレッソ徐放錠50mgは、非定型抗精神病薬(多元受容体作用抗精神病薬:MARTA)に分類される。
  • 非定型抗精神病薬(多元受容体作用抗精神病薬:MARTA)とは、神経伝達物質のドパミンやセロトニンなどの多種類の受容体に作用することで、幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬。

非定型抗精神病薬(多元受容体作用抗精神病薬:MARTA)の代表的な商品名

  • ジプレキサ
  • セロクエル
  • シクレスト
  • ビプレッソ
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