処方薬
オーラップ錠3mg
先発
オーラップ錠3mgの基本情報
オーラップ錠3mgの概要
商品名 | オーラップ錠3mg |
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一般名 | ピモジド錠 |
薬価・規格 | 40.4円 (3mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | アステラス製薬 |
ブランド | オーラップ細粒1% 他 |
YJコード | 1179022F2029 |
レセプト電算コード | 611170065 |
識別コード | @131 |
オーラップ錠3mgの主な効果と作用
- 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
- 意思の疎通をよくしたり、自発性を高めるお薬です。小児の患者さんに用います。
- 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。
- 脳内の
神経伝達物質 (ドパミン)に働いて、強い不安感や緊張感、意欲の低下などの症状 を改善する働きがあります。
オーラップ錠3mgの用途
オーラップ錠3mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
振戦、眠気、流涎、筋強剛、錐体外路症状、パーキンソン症候群、不眠、プロラクチン値上昇、乳汁分泌、月経異常、アカシジア
起こる可能性のある重大な副作用
痙攣発作、突然死、心電図異常、QT間隔延長、T波平低化、T波逆転、二峰性T波出現、二峰性U波出現、QT部分の変化、心室頻拍、Torsades de Pointes、悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、血圧変動、発熱、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、痙攣、低ナトリウム血症、無顆粒球症、白血球減少、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫
上記以外の副作用
頻脈、発汗、静座不能、ジスキネジー、眼球回転発作、構音障害、嚥下障害、不穏、興奮、多動、易刺激、幻覚の顕性化、妄想の顕性化、眼調節障害、過敏症、発疹、そう痒感、悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、便秘、腹痛、排尿障害、頻尿、夜尿、口渇、頭痛、倦怠感、性欲亢進、眩暈、ふらつき、便失禁、肥満、鼻出血、低血圧、AST上昇、ALT上昇、下痢、顔面浮腫、体温調節障害
オーラップ錠3mgの用法・用量
- 1.統合失調症の場合:ピモジドとして、次の量を1日1回、必要に応じ2~3回に分割し、経口投与する
- 初期量は1~3mg、症状に応じ4~6mgに漸増する
- 最高量は9mgまでとする
- 維持量は6mg以下である
- なお、症状に応じ適宜増減する
- 1日1回の投与の場合は朝の投与が望ましい
- 2.小児の自閉性障害等の場合:ピモジドとして小児には、1日1回1日量1~3mgを経口投与する
- 年齢、症状により適宜増減するが、1日量6mgまで増量することができ、場合により1日2回に分割投与することもできる
- なお、本剤投与により安定した状態が得られた場合、適当な休薬期間を設け、その後の投薬継続の可否を決める
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
オーラップ錠3mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
オーラップ錠3mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
QTを延長する薬剤 | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
スルトプリド | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
リトナビル | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ネルフィナビル | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
アタザナビル | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ホスアンプレナビル | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ダルナビル | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く> | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
イトラコナゾール<外用剤を除く> | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ボリコナゾール<経口又は注射剤> | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ミコナゾール<経口又は注射剤> | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
フルコナゾール<経口又は注射剤> | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ホスフルコナゾール<経口又は注射剤> | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ポサコナゾール<外用剤を除く> | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
クラリスロマイシン | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
エリスロマイシン | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
キヌプリスチン・ダルホプリスチン | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
アプレピタント | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
ホスアプレピタント | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
コビシスタットを含有する製剤 | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
レテルモビル | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
パロキセチン | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
フルボキサミン | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
セルトラリン | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
エスシタロプラム | QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 |
中枢抑制剤 | 相互に中枢神経抑制作用を増強 |
バルビツール酸誘導体 | 相互に中枢神経抑制作用を増強 |
麻酔剤 | 相互に中枢神経抑制作用を増強 |
エタノール摂取 | 相互に中枢神経抑制作用を増強 |
メトクロプラミド | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
ドンペリドン | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
ドパミン作動薬 | 相互に作用を減弱 |
レボドパ | 相互に作用を減弱 |
飲食物との組み合わせ注意
- グレープフルーツジュース
- アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>