トリヘキシフェニジル塩酸塩錠2mg「CH」に関係する解説
抗コリン薬(パーキンソン病治療薬)
- トリヘキシフェニジル塩酸塩錠2mg「CH」は、抗コリン薬(パーキンソン病治療薬)に分類される。
- 抗コリン薬(パーキンソン病治療薬)とは、抗コリン作用により、脳内のドパミン作用を強め、パーキンソン病における手足の震えなどの症状や抗精神病薬によるパーキンソン症候群などを改善する薬。
抗コリン薬(パーキンソン病治療薬)の代表的な商品名
- アキネトン
- アーテン
商品名 | トリヘキシフェニジル塩酸塩錠2mg「CH」 |
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一般名 | トリヘキシフェニジル塩酸塩錠 |
薬価・規格 | 8.8円 (2mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 長生堂製薬 |
ブランド | トリヘキシフェニジル塩酸塩錠2mg「CH」 他 |
YJコード | 1169001F1229 |
識別コード | CH522 |
興奮、神経過敏、気分高揚、多幸症、見当識障害、眠気、運動失調、眩暈、頭痛、倦怠感、悪心
悪性症候群、発熱、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、精神錯乱、幻覚、せん妄、閉塞隅角緑内障
嘔吐、食欲不振、口渇、便秘、排尿困難、尿閉、過敏症、発疹、心悸亢進、眼調節障害、散瞳
薬剤名 | 影響 |
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抗精神病薬 | 悪性症候群、発熱、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下 |
抗うつ剤 | 悪性症候群、発熱、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下 |
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬 | 悪性症候群、発熱、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下 |
抗コリン作用を有する薬剤 | 腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、腹部の弛緩、腸内容物のうっ滞、麻痺性イレウス |
フェノチアジン系薬剤 | 腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、腹部の弛緩、腸内容物のうっ滞、麻痺性イレウス、本剤の作用が増強 |
三環系抗うつ剤 | 腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、腹部の弛緩、腸内容物のうっ滞、麻痺性イレウス、本剤の作用が増強、精神錯乱・興奮・幻覚等の副作用が増強 |
中枢抑制剤 | 本剤の作用が増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 本剤の作用が増強 |
抗パーキンソン剤 | 精神神経系の副作用が増強 |
レボドパ | 精神神経系の副作用が増強 |
アマンタジン | 精神神経系の副作用が増強 |