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パーキン散10%
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パーキン散10%の基本情報

パーキン散10%の概要

商品名 パーキン散10%
一般名 プロフェナミンヒベンズ酸塩散
薬価・規格 12.1円 (10%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 田辺三菱製薬
ブランド パーキン糖衣錠(10) 他
YJコード 1163002B1031
レセプト電算コード 610463153
添付文書PDFファイル

パーキン散10%の主な効果と作用

  • 手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質アセチルコリン)の働きが活発になっているのをおさえ、脳内の神経伝達物質(ドパミン)とのバランスを調整する働きがあります。

パーキン散10%の用途

パーキン散10%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

精神錯乱、運動失調、筋痙攣、眠気、手足知覚異常、倦怠感、悪心、嘔吐、便秘、唾液分泌過多、顆粒球減少

起こる可能性のある重大な副作用

Syndrome malin、悪性症候群、発熱、無動緘黙、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下

上記以外の副作用

過敏症、発疹、血圧低下、AST上昇、ALT上昇、口渇、排尿困難、尿閉、眼調節障害、眩暈、頭痛

パーキン散10%の用法・用量

  • 最初1回0.1g(散として0.1g、プロフェナミン塩酸塩としては10mg)宛1日4回の経口投与より始め、2~3日毎に1回投与量を0.1g(プロフェナミン塩酸塩として10mg)宛増量し、2週目の終りには1回0.5g(プロフェナミン塩酸塩として50mg)宛1日4回経口投与する
  • 症状の激しい場合には更に増量し、1日量5~6g(プロフェナミン塩酸塩として500~600mg)を数回に分割経口投与する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

パーキン散10%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

パーキン散10%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗精神病薬 Syndrome malin、悪性症候群、発熱、無動緘黙、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下
抗うつ剤 Syndrome malin、悪性症候群、発熱、無動緘黙、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬 Syndrome malin、悪性症候群、発熱、無動緘黙、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下
抗コリン作用を有する薬剤 腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、腹部の弛緩、腸内容物のうっ滞、麻痺性イレウス
フェノチアジン系薬剤 腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、腹部の弛緩、腸内容物のうっ滞、麻痺性イレウス、眠気、精神運動機能低下、幻覚、妄想
ブチロフェノン系製剤 腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、腹部の弛緩、腸内容物のうっ滞、麻痺性イレウス
三環系抗うつ剤 腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、腹部の弛緩、腸内容物のうっ滞、麻痺性イレウス、眠気、精神運動機能低下、幻覚、妄想
中枢抑制剤 眠気、精神運動機能低下、幻覚、妄想
バルビツール酸誘導体 眠気、精神運動機能低下、幻覚、妄想
モノアミン酸化酵素阻害剤 眠気、精神運動機能低下、幻覚、妄想

パーキン散10%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
    処方薬

    パーキン散10%

    薬価 12.1円 (10%1g)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 散
    製造会社 田辺三菱製薬
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