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ミダフレッサ静注0.1%
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ミダフレッサ静注0.1%の基本情報

ミダフレッサ静注0.1%の概要

商品名 ミダフレッサ静注0.1%
一般名 ミダゾラム注射液
薬価・規格 3184.0円 (10mg10mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 アルフレッサ ファーマ
YJコード 1139401A1020
レセプト電算コード 622370301
添付文書PDFファイル

ミダフレッサ静注0.1%の主な効果と作用

  • けいれんなどの発作をおさえるお薬です。
  • 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。

ミダフレッサ静注0.1%の用途

ミダフレッサ静注0.1%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

血圧低下、便秘、AST上昇、発疹、CRP上昇、CK上昇、しゃっくり、咳、喀痰、不整脈、血圧上昇

起こる可能性のある重大な副作用

呼吸抑制、無呼吸、舌根沈下、心停止、心室頻拍、心室性頻脈、頻脈、ショック、アナフィラキシー、悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、不随意運動、離脱症状

上記以外の副作用

徐脈、心房細動、覚醒遅延、悪夢、めまい、頭痛、不穏、興奮、ふるえ、視覚異常、傾眠、悪心、嘔吐、嘔気、ALT上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、ALT低下、LDH上昇、Al-P上昇、過敏症、紅斑、蕁麻疹、そう痒感、体動、顔面浮腫、体温低下、白血球数上昇

ミダフレッサ静注0.1%の用法・用量

  • 〈静脈内投与〉通常、修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児及び成人には、ミダゾラムとして0.15mg/kgを静脈内投与し、必要に応じて1回につき0.1~0.3mg/kgの範囲で追加投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する
  • ただし、初回投与と追加投与の総量として0.6mg/kgを超えないこと
  • 投与速度は1mg/分を目安とすること
  • 〈持続静脈内投与〉通常、修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児及び成人には、ミダゾラムとして0.1mg/kg/時より持続静脈内投与を開始し、必要に応じて0.05~0.1mg/kg/時ずつ増量するが、患者の状態に応じて適宜増減する
  • 最大投与量は0.4mg/kg/時までとすること
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の静脈内投与及び持続静脈内投与については、診療ガイドライン等を参考に患者の状態に応じて適切な投与方法を選択すること
  • 7.2. ミダゾラムに対する反応は個人差があるので、患者の年齢、体重、感受性、全身状態及び併用薬等を考慮して、投与量(初回量、追加量)及び投与速度を決定すること〔9.1.1-9.1.7、9.2腎機能障害患者、9.3肝機能障害患者、9.5妊婦、9.6授乳婦、9.7.1-9.7.3、9.8高齢者の項、10.2参照〕
  • 7.3. 投与量の急激な減少又は中止によりてんかん重積状態があらわれることがあるので、持続静脈内投与を終了する場合には0.05~0.1mg/kg/時を目安として緩徐に減量すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ミダフレッサ静注0.1%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 昏睡
    • 重症筋無力症
    • ショック
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • エファビレンツ投与中
    • バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • 重症心不全
    • 心疾患
    • 肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 睡眠時無呼吸症候群
    • 脱水
    • 脳器質的障害
    • 薬物乱用
    • 高度重症
    • アルコール乱用
    • 呼吸予備力の制限
    • 重症の水分障害のある急性期
    • 重症の電解質障害のある急性期
    • 体液が不足
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ミダフレッサ静注0.1%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
HIVプロテアーゼ阻害剤 過度の鎮静、呼吸抑制
リトナビル 過度の鎮静、呼吸抑制
ネルフィナビル 過度の鎮静、呼吸抑制
アタザナビル 過度の鎮静、呼吸抑制
ホスアンプレナビル 過度の鎮静、呼吸抑制
ダルナビル 過度の鎮静、呼吸抑制
エファビレンツ 過度の鎮静、呼吸抑制
コビシスタットを含有する製剤 過度の鎮静、呼吸抑制
中枢抑制剤 鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下
フェノチアジン系薬剤 鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下
バルビツール酸誘導体 鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下
麻薬系鎮痛剤 鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下
モノアミン酸化酵素阻害剤 鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下
エタノール摂取 鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
カルバマゼピン 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強、本剤の作用を減弱
クロバザム 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
トピラマート 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 中枢神経抑制作用が増強
カルシウム拮抗剤 中枢神経抑制作用が増強
ベラパミル 中枢神経抑制作用が増強
ジルチアゼム 中枢神経抑制作用が増強
アゾール系抗真菌剤 中枢神経抑制作用が増強
ケトコナゾール 中枢神経抑制作用が増強
フルコナゾール 中枢神経抑制作用が増強
イトラコナゾール 中枢神経抑制作用が増強
シメチジン 中枢神経抑制作用が増強
エリスロマイシン 中枢神経抑制作用が増強
クラリスロマイシン 中枢神経抑制作用が増強
キヌプリスチン・ダルホプリスチン 中枢神経抑制作用が増強
抗悪性腫瘍剤 骨髄抑制等の副作用が増強
ビノレルビン酒石酸塩 骨髄抑制等の副作用が増強
パクリタキセル 骨髄抑制等の副作用が増強
プロポフォール 麻酔・鎮静作用が増強、収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の作用を減弱
リファンピシン類 本剤の作用を減弱
フェニトイン 本剤の作用を減弱
フェノバルビタール 本剤の作用を減弱
エンザルタミド 本剤の作用を減弱
ダブラフェニブ 本剤の作用を減弱
ミトタン 本剤の作用を減弱
アメナメビル 本剤の作用を減弱
ロルラチニブ 本剤の作用を減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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ミダフレッサ静注0.1%に関係する解説

ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬

  • ミダフレッサ静注0.1%は、ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬とは、脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用し神経の興奮を抑制することで、てんかんなどによるけいれん発作などの症状を抑える薬。

ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬の代表的な商品名

  • リボトリール、ランドセン
  • マイスタン
  • ベンザリン、ネルボン
  • ダイアップ
  • ミダフレッサ
  • ロラピタ
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