処方薬
ロヒプノール静注用2mg
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ロヒプノール静注用2mgの基本情報

ロヒプノール静注用2mgの概要

商品名 ロヒプノール静注用2mg
一般名 フルニトラゼパム注射液
薬価・規格 141.0円 (2mg1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 エーザイ
ブランド ロヒプノール錠1 他
YJコード 1124400A1040
レセプト電算コード 620003835
添付文書PDFファイル

ロヒプノール静注用2mgの主な効果と作用

  • 麻酔に用いたり、気持ちを落ち着かせるお薬です。

ロヒプノール静注用2mgの用途

  • 全身麻酔の導入
  • 局所麻酔時の鎮静

ロヒプノール静注用2mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

血圧低下、覚醒困難、興奮、多弁、AST上昇、しゃっくり、徐脈、嘔吐、体動、麻酔後睡眠、ALT上昇

起こる可能性のある重大な副作用

舌根沈下、呼吸抑制、無呼吸、重篤な転帰、錯乱

上記以外の副作用

咳、頻脈、過敏症、発疹、尿閉、乏尿

ロヒプノール静注用2mgの用法・用量

  • 本剤は用時注射用水にて2倍以上に希釈調製し、できるだけ緩徐に(フルニトラゼパムとして1mgを1分以上かけて)静脈内に注射する
  • 用量は全身麻酔の導入としてはフルニトラゼパムとして体重1kgあたり0.02~0.03mg、局所麻酔時の鎮静としてはフルニトラゼパムとして体重1kgあたり0.01~0.03mgとし、必要に応じて初回量の半量ないし同量を追加投与する
    • なお、患者の年齢、感受性、全身状態、手術術式、麻酔方法等に応じて適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ロヒプノール静注用2mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性狭隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 肝障害
    • 心障害
    • 腎障害
    • 脳器質的障害
    • 高度重症
    • 呼吸予備力の制限
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ロヒプノール静注用2mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エタノール摂取 中枢神経抑制作用が増強
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用が増強
フェノチアジン系薬剤 中枢神経抑制作用が増強
バルビツール酸誘導体 中枢神経抑制作用が増強
鎮痛薬 中枢神経抑制作用が増強
麻酔剤 中枢神経抑制作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 クロルジアゼポキシドで舞踏病
シメチジン 本剤の中枢神経抑制作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

ロヒプノール静注用2mgと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 129.0円 (2mg1管)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 エーザイ
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