サイレース錠1mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
ふらつき、眠気、頭痛、めまい、頭がボーッとする、運動失調、頭重、口渇、倦怠感、尿失禁、失調性歩行
起こる可能性のある重大な副作用
薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、刺激興奮、錯乱、炭酸ガスナルコーシス、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、悪性症候群、Syndrome malin、高熱、意識障害、高度筋硬直、不随意運動、発汗、頻脈、うとうと状態、昏睡、一過性前向性健忘、もうろう状態、呼吸抑制
上記以外の副作用
不快感、焦躁感、不安感、しびれ感、耳鳴り、動作緩慢、酩酊感、構音障害、記憶力低下、Al-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、白血球減少、血小板減少、貧血、動悸、血圧低下、食欲不振、胃不快感、下痢、便秘、腹痛、嘔吐、舌あれ、胸やけ、流涎、口の苦味、過敏症、発疹、いびき、顔面潮紅、顔面浮腫、頻尿、排尿困難
サイレース錠1mgの用法・用量
- 通常成人1回、フルニトラゼパムとして、0.5~2mgを就寝前又は手術前に経口投与する
- なお、年齢・症状により適宜増減するが、高齢者には1回1mgまでとする
- (用法及び用量に関連する注意)不眠症には、就寝の直前に服用させること
- また、服用して就寝した後、睡眠途中において一時的に起床して仕事等をする可能性があるときは服用させないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
抗精神病薬 |
悪性症候群、Syndrome malin、高熱、意識障害、高度筋硬直、不随意運動、発汗、頻脈 |
エタノール摂取 |
中枢神経抑制作用が増強 |
中枢抑制剤 |
中枢神経抑制作用が増強 |
フェノチアジン系薬剤 |
中枢神経抑制作用が増強 |
バルビツール酸誘導体 |
中枢神経抑制作用が増強 |
鎮痛薬 |
中枢神経抑制作用が増強 |
麻酔剤 |
中枢神経抑制作用が増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 |
クロルジアゼポキシドで舞踏病 |
シメチジン |
本剤の中枢神経抑制作用が増強 |