ふぃっつひゅーかーてぃすしょうこうぐん
フィッツ・ヒュー・カーティス症候群
何らかの感染によるお腹の中の炎症(腹膜炎)が肝臓まで感染が広がった状態。淋菌やクラミジアによる性感染症が進行した場合が多い
2人の医師がチェック 74回の改訂 最終更新: 2021.03.01

フィッツ・ヒュー・カーティス症候群の治療薬情報

使用が推奨される治療薬の例

複数の抗菌薬を併用して治療する。併用の方法については各欄の投与期間の項目を参照。

*膿瘍が存在するがドレナージできない場合は3-4週間の治療が必要な場合がある

    セフトリアキソン + ドキシサイクリン + メトロニダゾール

    セフトリアキソン(筋肉注射)

    投薬期間の目安

    1回のみ

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 250mg/1回
    50≧CCR≧10 250mg/1回
    10>CCR 250mg/1回

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    ドキシサイクリン(内服)

    投薬期間の目安

    14日間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 100mg/2回
    50≧CCR≧10 100mg/2回
    10>CCR 100mg/2回

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    メトロニダゾール(内服or点滴)

    投薬期間の目安

    14日間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 500mg/3回
    50≧CCR≧10 500mg/3回
    10>CCR 500mg/3回

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