がくかんせつだっきゅう
顎関節脱臼
いわゆる「あごが外れた」状態
3人の医師がチェック 33回の改訂 最終更新: 2017.06.15

顎関節脱臼の基礎知識

顎関節脱臼について

  • いわゆる「あごが外れた」状態
    • 口を大きく開いたことで起こることが多い
  • 両側の場合もあれば片側だけの場合もある

顎関節脱臼の症状

  • 脱臼した瞬間に激痛が起こる
  • 口がきちんと閉じない
    • 食事や発語に障害が起こる

顎関節脱臼の検査・診断

  • 状態から診断する
    • 痛みなどがあれば骨折していないかレントゲン検査を行う場合もある

顎関節脱臼の治療法

  • 整復を行う
    • 無理やり戻そうとすると骨折の危険等があるため、必ず医療機関を受診する
    • 顎の整復後、6週間程度は大きく口を開かないようにする(再脱臼の可能性がある場合)
  • 時間が立つと整復が難しくなるので速やかな受診が勧められる

顎関節脱臼の経過と病院探しのポイント

顎関節脱臼が心配な方

顎関節脱臼とは、いわゆる顎がはずれた状態です。あくびをした際など、大きく口を開けた状態から、関節が脱臼して口が閉じれなくなるようになってしまう方が多いです。口が閉じれないため、食事や会話ができず、治るまでは唾液が垂れ流しになってしまったりします。このような特徴を認めた場合は、すぐに病院を受診し、治療を受けましょう。

顎関節脱臼ではないかと心配になったら、歯科口腔外科、救急科のクリニックでの受診をお勧めします。顎関節脱臼を頻回に繰り返してしまい、生活に支障が出るため手術をする場合は歯科口腔外科が専門になりますが、顎が外れた時に、すぐ手術を行うわけではないので、救急科がある病院でも診察が可能です。また、治療が可能な歯科医師もいるため、歯医者のクリニックの受診でも良いかもしれません。

夜間の診察では総合病院の救急科に限られてしまうかもしれませんが、日中であれば、お近くの歯医者のクリニックに問い合わせてみて、診療が難しい場合には、総合病院の口腔外科、救急科を受診するようにすると、待ち時間が少なく、早く治療してもらえるかもしれません。

顎関節脱臼の診断のほとんどは、顎が外れた状態を確認することで行いますが、まれに骨折が疑われる場合はレントゲン検査を行う場合もあります。

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顎関節脱臼でお困りの方

顎関節脱臼の治療は、「整復」といって、外れた顎をはめる方法になります。外れた顎が片側、両側それぞれの場合がありますが治療法は変わりません。また、一度、顎関節脱臼を起こすと、その後も再発を起こしやすくなることが知られています。以前のように顎が外れそうだと感じた場合はそれ以上顎を開かないようにすることや、外れた時の整復の方法を覚えることも必要かもしれません。しかし、無理やり戻そうとすると骨折の危険等があるため、難しければ早めに医療機関を受診しましょう。顎関節脱臼を頻回に繰り返してしまい、生活に支障が出る場合は、歯科口腔外科にて手術を行うこともあります。

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