のうざしょう
脳挫傷
頭部への強い衝撃により、脳に損傷や出血が発生した状態
10人の医師がチェック 67回の改訂 最終更新: 2021.11.17

Beta 脳挫傷についての医師コメント

脳挫傷は、簡単に言えば脳の“打ち身”です。打ち身の場所は、出血し、脹れますね。脳挫傷も、ぶつけた部位に一致して出血、腫脹が起こります。ただし脳の場合は、痛んだ部位の細胞は元に戻りませんので、脳挫傷による症状は、基本的には回復しません。

損傷が小さく、また損傷箇所が脳の大事な機能部位でなければ、症状がほとんど出ることなく、軽症といえます。出血が大きくなってしまったり、腫れがひどい場合には、周りの痛んでいない脳にも影響を与えてしまうため、開頭手術を行うことになるかもしれません。
重症度により、治療方針も、その後の後遺症の程度も変わってきます。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.04.27