さかさまつげ(がんけんないはん、しょうもうないはん、しょうもうらんせい)
さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)
本来まぶたの縁から外側を向いて生えているまつ毛が、内側(角膜の方向)を向いて生えている状態のこと
4人の医師がチェック 86回の改訂 最終更新: 2018.10.24

さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)の基礎知識

POINT さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)とは

本来はまぶたの縁から外側に向かって生えているまつげが、内側に向かって生えている状態のことです。生まれたときからさかまつ毛の人もいますが、けがや病気、加齢(皮膚や筋肉のたるみ)によって起こる場合もあります。さかまつ毛の人は目の異物感や痛み、充血を自覚します。特別な検査は必要なく、問診とまつ毛の状態から診断されます。まつ毛の脱毛もしくはまぶたを二重にする手術を行うことで症状の改善が見込めます。さかまつ毛が心配ない人は眼科で相談してください。

さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)について

  • 本来まぶたの縁から外側を向いて生えているまつ毛が、内側(角膜の方向)を向いて生えている状態のこと
  • 以下のことが原因で起こる
    • 生まれつきの場合もあるが、けがや病気、加齢(皮膚の過剰やたるみ、皮下の筋肉の筋力低下など)による場合もある
  • 病気は以下の3つにわけられる
    • 眼瞼内反:まぶた(眼瞼)全体が内側を向く
    • 睫毛内反:まぶたの内側向きは軽度だが、まぶたの皮膚が余っていることや皮下脂肪が多いことの影響を受けて、まつ毛(睫毛)が内側を向く
    • 睫毛乱生:まつ毛の生え方がいびつで、まぶた全体の向きと関係なくまつ毛だけが内側を向いているもの
  • まつ毛が角膜(黒目)に触れて傷を作るため、炎症を起こし他の症状を引き起こす

さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)の症状

  • 眼の異物感
  • 眼の痛み
  • 眼の充血
  • まばたきの増加
  • 羞明(光がまぶしい)
  • 眼脂(目やに)
  • 流涙

さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)の検査・診断

  • 症状の問診とまつ毛の状態の診察から診断される

さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)の治療法

  • 手術によって治療する場合がある
    • まつ毛を脱毛する手術
    • まぶたの余分な皮膚を切り取って二重にすることで、まつ毛がきちんと外を向くようにする手術

さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)の経過と病院探しのポイント

さかさまつ毛(眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生)でお困りの方

さかさまつ毛は眼の違和感の原因となり、症状が強いと角膜に傷ができて視力低下につながってしまうことがあります。余分なまつ毛を抜くことが治療となりますが、まぶたの向きや形によっては、何度抜いても同じ向きに生えてきてしまうことがあります。

そのような場合にはまぶたの治療を行います。毛根を焼いてそのまつ毛が生えなくなるようにする処置がありますし、まぶたの手術を行うことでまつ毛全体の向きを変えて眼に入らないようにするという選択肢もあります。こちらの手術は形成外科で行われます。まぶたを二重にする手術やそれに類する方法を取りますので、形成外科があればクリニックでも総合病院でも対応可能なことがほとんどです。

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