ドレナージによる排膿が重要である
使用が推奨される治療薬の例
進行が早く肺炎から波及したと考えられる場合
セフトリアキソン
緑膿菌やMRSAの関与が否定的な場合
セフトリアキソン + クリンダマイシン
スルバクタム・アンピシリン
スルバクタム・アンピシリン(点滴)
投薬期間の目安
ドレナージ出来れば2週間、ドレナージが難しければ4-6週間程度を目安とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 3000mg/4回 |
50≧CCR≧10 | 3000mg/2-3回 |
10>CCR | 3000mg/1-2回 |
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緑膿菌の関与を想定した場合
セフェピム + クリンダマイシン
タゾバクタム・ピペラシリン
タゾバクタム・ピペラシリン(点滴)
投薬期間の目安
ドレナージ出来れば2週間、ドレナージが難しければ4-6週間程度を目安とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 4500mg/3-4回 |
50≧CCR≧10 | 2250mg/4回 |
10>CCR | 2250mg/3回 |
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MRSAの関与を想定した場合
バンコマイシン
バンコマイシン(点滴)
投薬期間の目安
ドレナージ出来れば2週間、ドレナージが難しければ4-6週間程度を目安とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 1000mg/2回 |
50≧CCR≧10 | 1000mg/1回 |
10>CCR | 1000mg/4-7日に1回 |