こうちゅうしょう(じゅうにしちょうちゅうしょう)
鉤虫症(十二指腸虫症)
鉤虫という寄生虫が腸に住みつく病気。亜熱帯から熱帯の熱い国に多く、現在の日本国内で感染することはほとんどない
3人の医師がチェック 65回の改訂 最終更新: 2017.12.06

鉤虫症(十二指腸虫症)の基礎知識

POINT 鉤虫症(十二指腸虫症)とは

鉤虫という寄生虫が皮膚から侵入し腸に住みついた病気です。暖かい地域で発生することが多く、日本ではほとんど感染が起こることはありません。流行国に行った場合は、裸足で歩かないようにしたり、野菜などをよく洗い火を通して食べたりして予防しましょう。症状は、咳やふらつき、めまいなどが起こります。便検査で寄生虫を確認することになりますが、一般的な医療機関で行うことは難しいため、感染症内科にかかるようにして下さい。

鉤虫症(十二指腸虫症)について

  • 鉤虫という寄生虫が腸に住みつく病気
  • 土の中にいる幼虫が皮膚から入り込むことが原因で起こる
  • 亜熱帯から熱帯の暑い国で発生しやすい
    • 現在の日本国内で感染することはほとんどない

鉤虫症(十二指腸虫症)の症状

  • 感染初期に起こる症状
    • 幼虫が肺を通るため、せきなどが出る
  • その他の主な症状
    • 喘鳴
    • 乾いた咳
    • 貧血の症状(ふらつき、めまい、息切れ)
  • 貧血が起こった際の症状
    • 動悸
    • 息切れ
    • めまい

鉤虫症(十二指腸虫症)の検査・診断

  • 問診:いつ起こったかを聴取
    • 暑い国へ旅行をした後に貧血を起こした場合は鉤虫症を疑う
  • 便検査:便の中から寄生虫やその卵の有無を調べる

鉤虫症(十二指腸虫症)の治療法

  • 主な治療薬
    • 駆虫薬(寄生虫を駆除する薬)
    • 鉄剤(貧血の薬)
  • 病気が流行している国では特に生活に注意が必要
    • 土を直接触らない
    • 裸足で歩かない
    • 野菜などを良く洗い、火を通して食べる

鉤虫症(十二指腸虫症)のタグ

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