こうちゅうしょう(じゅうにしちょうちゅうしょう)
鉤虫症(十二指腸虫症)
鉤虫という寄生虫が腸に住みつく病気。亜熱帯から熱帯の熱い国に多く、現在の日本国内で感染することはほとんどない
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最終更新: 2017.12.06
鉤虫症(十二指腸虫症)の基礎知識
POINT 鉤虫症(十二指腸虫症)とは
鉤虫という寄生虫が皮膚から侵入し腸に住みついた病気です。暖かい地域で発生することが多く、日本ではほとんど感染が起こることはありません。流行国に行った場合は、裸足で歩かないようにしたり、野菜などをよく洗い火を通して食べたりして予防しましょう。症状は、咳やふらつき、めまいなどが起こります。便検査で寄生虫を確認することになりますが、一般的な医療機関で行うことは難しいため、感染症内科にかかるようにして下さい。
鉤虫症(十二指腸虫症)について
- 鉤虫という寄生虫が腸に住みつく病気
- 土の中にいる幼虫が皮膚から入り込むことが原因で起こる
- 亜熱帯から熱帯の暑い国で発生しやすい
- 現在の日本国内で感染することはほとんどない
鉤虫症(十二指腸虫症)の症状
鉤虫症(十二指腸虫症)の検査・診断
鉤虫症(十二指腸虫症)の治療法
- 主な治療薬
駆虫薬 (寄生虫を駆除する薬)- 鉄剤(貧血の薬)
- 病気が流行している国では特に生活に注意が必要
- 土を直接触らない
- 裸足で歩かない
- 野菜などを良く洗い、火を通して食べる