たんじゅんせいしはん
単純性紫斑
毛細血管の壁が元々弱いため、簡単な刺激によって血管が避けて小さな点状のあざができる。20-40歳代の女性に特に多い
4人の医師がチェック 86回の改訂 最終更新: 2022.04.13

単純性紫斑の基礎知識

POINT 単純性紫斑とは

小さな点状のあざのことができることです。もともと毛細血管の壁が弱いために、簡単な刺激によってで傷がついて出血することが原因だと考えられています。20歳から40歳代の女性に多く、月経(生理)と関係があると考えられています。血液を固める機能が不十分だと、あざができやすいので、たびたびあざができる場合は、血液に異常がないかが調べられます。血液検査に異常がなく、単純性紫斑と診断された場合は特に、治療の必要はありません。激しい運動を控えて、安静にすることで、紫斑は自然に消えていきます。単純性紫斑は深刻な病気ではないので、様子をみて問題はありません。しかし、あざがたびたびできる場合には他の病気の可能性もあるので、皮膚科や内科を受診してください。

単純性紫斑について

  • 簡単な刺激によってできた小さな点状のあざ
    • 毛細血管の脆さと関連があると考えられている
    • 血小板異常や凝固因子異常といった出血しやすいような状況は存在しない
  • 20-40歳代の女性に特に多い
    • 春と秋に頻度が増加することが知られている
    • 過労や月経に関連することが多い
  • 家族に同様の症状が見つかる場合がある
  • 深刻な疾患によるものではない

単純性紫斑の症状

  • あざができやすい
    • ぶつけたような記憶がないのに太もも、お尻、腕にあざが出現する
  • あざは痕が残ることがある

単純性紫斑の検査・診断

  • 血液検査:血液を固める成分を調べる
    • 自己免疫疾患などその他の疾患と区別するために行う
  • 紫斑以外の症状(出血、発熱、腹痛など)がある場合、他の疾患が疑われる

単純性紫斑の治療法

  • 通常は治療の必要はない
    • 激しい運動を控え、安静にすることで、紫斑は自然に消える
    • 血管を強化するためにビタミンCが処方されることがある
  • 紫斑は繰り返し現れやすい
  • 基本的に深刻な病態に及ぶことはない

単純性紫斑のタグ

からだ

単純性紫斑に関わるからだの部位