せいたいぽりーぷ
声帯ポリープ
喉頭にある声帯の粘膜にできた腫瘤
9人の医師がチェック 89回の改訂 最終更新: 2018.02.04

Beta 声帯ポリープについての医師コメント

声帯粘膜が広く切除されると、その部分が固く治ったり(瘢痕形成)、引き連れて治ることでむしろ余計に声が出しにくくなります。その場合は瘢痕に対するほかの治療が必要になります。
声帯ポリープにもいろいろな形があります。声帯ポリープは、声帯への無理な負担や炎症、出血などが原因で粘膜上皮が肥厚したり、粘膜下に貯留物が溜まり吸収されずに残ってしまうことで生じます。ポリープの基部が細くプラプラとしているもの(有茎性)から、基部が広いもの(広基性)まで様々です。声帯ポリープの手術で最も気をつけていることは、粘膜の保存です。有茎性の場合は単純な切除でよいですが、広基性の場合は、そのままポリープを切除すると発声に必要な声帯粘膜が広く切除されてしまいます。そのため、最近では声帯の粘膜を切開し、内部の貯留物のみを減量するような手術方法も行われています。

手術のあと、発声はしばらく禁止となりますが、発声禁止が解除されたらいつも通りの方法で発声してよいです。しかし、話す時間を短くしてください。囁き声での会話は、発声にむしろ悪影響を及ぼす可能性があるのでおすすめできません。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.05.04


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