処方薬
モダシン静注用1g
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モダシン静注用1gの基本情報

モダシン静注用1gの概要

商品名 モダシン静注用1g
一般名 セフタジジム水和物静注用
薬価・規格 589.0円 (1g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 GSK
ブランド モダシン静注用0.5g 他
YJコード 6132418F2064
レセプト電算コード 620003828
添付文書PDFファイル

モダシン静注用1gの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

モダシン静注用1gの用途

モダシン静注用1gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、下痢、AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、γ-GTP上昇、過敏症、顆粒球減少、Al-P上昇、LDH上昇

起こる可能性のある重大な副作用

好酸球増多、痙攣、呼吸困難、急性腎障害、重篤な腎障害、溶血性貧血、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、発熱、咳嗽、胸部X線異常、間質性肺炎、PIE症候群、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、急性肝炎、脳症、昏睡、意識障害、振戦、ミオクローヌス、精神・神経症状、ショック、アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、気管支痙攣、顔面潮紅、血管性浮腫、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少

上記以外の副作用

BUN上昇、リンパ球増多、食欲不振、口内炎、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、しびれ、そう痒、貧血、蕁麻疹、紅斑、血小板増多、ビリルビン上昇、クレアチニン上昇、悪心、嘔吐、菌交代症、カンジダ症、頭痛、味覚障害、口渇感

モダシン静注用1gの用法・用量

  • 成人:セフタジジム水和物として1日1~2g(力価)を2回に分割し静脈内に注射する
    • なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を4g(力価)まで増量し、2~4回に分割投与する
  • 小児:小児にはセフタジジム水和物として1日40~100mg(力価)/kgを2~4回に分割し静脈内に注射する
    • なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を150mg(力価)/kgまで増量し、2~4回に分割投与する
  • 未熟児・新生児:未熟児・新生児の生後0~3日齢にはセフタジジム水和物として1回20mg(力価)/kgを1日2~3回、また、生後4日齢以降には1回20mg(力価)/kgを1日3~4回静脈内に注射する
    • なお、難治性又は重症感染症には、症状に応じて1日量を150mg(力価)/kgまで増量し、2~4回に分割投与する
  • 静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する
    • なお、本剤は糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液に加えて30分~2時間かけて点滴静注することもできる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

モダシン静注用1gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

モダシン静注用1gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 腎障害が増強
フロセミド 腎障害が増強
経口避妊薬 当該薬剤の効果が減弱

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