処方薬
セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の基本情報

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の概要

商品名 セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」
一般名 セフメタゾールナトリウム静注用
薬価・規格 407.0円 (500mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 ニプロ
ブランド セフメタゾールNa静注用0.25g「NP」 他
YJコード 6132408F2036
レセプト電算コード 621987501
添付文書PDFファイル

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の用途

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、下痢、過敏症、発疹、そう痒、顆粒球減少、肝機能異常、悪心、嘔吐、ビタミンK欠乏症状

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性腎障害、重篤な腎障害、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、肝炎、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少、間質性肺炎、PIE症候群、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多、ショック、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢

上記以外の副作用

低プロトロンビン血症、出血傾向、蕁麻疹、紅斑、赤血球減少、ALP上昇、食欲不振、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、頭痛

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の用法・用量

  • 通常成人には、1日1~2g(力価)を2回に分けて静脈内注射または点滴静注する
  • 通常小児には、1日25~100mg(力価)/kgを2~4回に分けて静脈内注射または点滴静注する
    • なお、難治性または重症感染症には症状に応じて、1日量を成人では4g(力価)、小児では150mg(力価)/kgまで増量し、2~4回に分割投与する
  • 静脈内注射に際しては、本剤1g(力価)当たり、日本薬局方注射用水、日本薬局方生理食塩液または日本薬局方ブドウ糖注射液10mLに溶解し、緩徐に投与する(なお、本剤は補液に加えて点滴静注することもできる)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エタノール摂取 ジスルフィラム様作用<顔面潮紅・心悸亢進・めまい・頭痛・嘔気等>
利尿剤 腎障害が増強
フロセミド 腎障害が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」に関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • セフメタゾールNa静注用0.5g「NP」は、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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