処方薬
セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の基本情報

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の概要

商品名 セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」
一般名 セファゾリンナトリウムキット
薬価・規格 772.0円 (1g1キット(生理食塩液100mL付))
薬の形状
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 ニプロ
ブランド セファゾリンNa注射用0.25g「NP」 他
YJコード 6132401G3087
レセプト電算コード 621757001
添付文書PDFファイル

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の用途

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、下痢、紅斑、過敏症、発疹、そう痒、顆粒球減少、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、悪心、嘔吐

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、血液障害、汎血球減少、無顆粒球症、発熱、咽頭痛、頭痛、倦怠感、溶血性貧血、ヘモグロビン尿、貧血症状、血小板減少、点状出血、紫斑、肝障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、急性腎障害、重篤な腎障害、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、皮膚障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、関節痛、皮膚紅斑、皮膚水疱、粘膜紅斑、粘膜水疱、皮膚緊張感、皮膚灼熱感、皮膚疼痛、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、痙攣、神経症状

上記以外の副作用

食欲不振、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、全身倦怠感

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の用法・用量

  • セファゾリンとして、1日量1g(力価)、小児には体重kg当り20~40mg(力価)を2回に分けて点滴静注する
  • 症状及び感染菌の感受性から効果不十分と判断される場合には、1日量1.5~3g(力価)を、小児には体重kg当り50mg(力価)を3回に分割投与する
  • 症状が特に重篤な場合には、1日量5g(力価)、小児には体重kg当り100mg(力価)までを分割投与することができる
  • 投与に際しては、用時、添付の溶解液にて溶解し、静脈内に点滴注入する
  • <注射液の調製法>カバーシートをはがし、溶解液(生理食塩液)部分を手で押して隔壁を開通させ、薬剤部分と溶解液部分を交互に押して薬剤を完全に溶解する(詳しい溶解操作方法については、バッグ製品の外袋及びカバーシートに記載の「溶解操作方法」を参照)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
クマリン系抗凝血剤 作用が増強
ワルファリン 作用が増強
エダラボン 腎機能障害が増悪
利尿剤 腎障害が増強
フロセミド 腎障害が増強

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セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」に関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • セファゾリンNa点滴静注用1gバッグ「NP」は、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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