処方薬
L-ケフレックス顆粒

L-ケフレックス顆粒の基本情報

L-ケフレックス顆粒の概要

商品名 L-ケフレックス顆粒
一般名 セファレキシン複合顆粒
薬価・規格 121.4円 (500mg1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 複粒
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製造会社 共和薬品
ブランド L-ケフレックス小児用顆粒 他
YJコード 6132002E2030
レセプト電算コード 616130003
識別コード @1gL-KEFLEX
添付文書PDFファイル

L-ケフレックス顆粒の主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

L-ケフレックス顆粒の用途

L-ケフレックス顆粒の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、下痢、悪心、嘔吐、軟便、食欲不振、胃不快感、発熱、過敏症、発疹、蕁麻疹

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、浮腫、急性腎障害、重篤な腎障害、溶血性貧血、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、頻回の下痢、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多

上記以外の副作用

紅斑、そう痒、リンパ腺腫脹、関節痛、顆粒球減少、血小板減少、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、頭痛、めまい、全身倦怠感

L-ケフレックス顆粒の用法・用量

  • 通常、成人及び体重20kg以上の小児にはセファレキシンとして1日1g(力価)を2回に分割して、朝、夕食後に経口投与する
  • 重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例にはセファレキシンとして1日2g(力価)を2回に分割して、朝、夕食後に経口投与する
    • なお、年齢、体重、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

L-ケフレックス顆粒の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

L-ケフレックス顆粒の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
制酸剤経口剤 本剤の腸溶性が損なわれる

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L-ケフレックス顆粒に関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • L-ケフレックス顆粒は、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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