あいしーじーしけん
ICG試験
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

検査部位

血液

対象疾患

肝炎、肝硬変、肝臓のがん など

概要

肝臓の重要な機能の一つに体内の毒素を分解する解毒機能があります。ICG(インドシアニングリーン)試験はICGという色素を用いて肝臓の解毒機能を調べる検査です。肝臓の解毒機能を通して正常な肝臓がどれだけあるかを予測することができるので、ICG検査は肝臓のがんなどの治療方針を決定するのに役立てられています。

メリット

  • 肝臓のがんなどの治療方針決定に役立つ

デメリット

  • 特になし

詳細

肝臓の重要な機能の一つに体内の毒素を分解する解毒機能があります。ICG(インドシアニングリーン)試験はICGという色素を用いて肝臓の解毒機能を調べる検査です。ICGは体内に入って肝臓に取り込まれると、胆汁として排泄されます。肝臓の機能が低下しているとICGは胆汁に排泄されず、結果として血液中のICGの量が多くなります。ICG試験では血液中に残っているICGの量を調べることで、肝臓の解毒機能を調べています。
ICG試験は肝臓のがんなどの治療方針の決定に役立てられています。肝臓のがんの治療には、手術による切除や抗がん剤による治療があります。ただし、肝臓には体内の毒素を分解する解毒機能など大事な役割があるため、もし手術による切除を行う場合にも肝臓の全てを切除するわけにはいきません。生きていくために必要な分の肝臓を残しておく必要があります。そこで、ICG試験を通して肝臓の機能を調べることで、肝臓を切除することに耐えうる状態かを把握することができます。このようにICG試験を用いてどの治療法が最善であるか検討がなされます。

検査の流れ

  1. 体重測定をする
  2. 検査中は飲食をせず、安静にする
  3. 採血をする(例:3-5mL)
  4. ICG(インドシアニングリーン)試薬を片方の腕から静脈注射する。試薬の量は事前に測った体重に基づいて決定される
  5. 15分後に、試薬を注射した腕とは反対側の腕から採血をして、血液中に残っているICGの量を調べる

検査を受ける際の注意点

  • 検査中は飲食をせず、安静にしてください。
  • 採血時、静脈注射時に針を刺す痛みを少し感じることがありますが、そのほかに強い痛みを感じることはありません。

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