2015.12.31 | ニュース

緑地が近くにある妊婦さんは、うつになりにくい

7,547人の妊婦さんのデータより
from Journal of epidemiology and community health
緑地が近くにある妊婦さんは、うつになりにくいの写真
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田舎の緑が豊かな緑地を見たり、歩いたりしていると自然に癒される気持ちになりませんか?この研究では妊婦さんを対象に、緑地がある環境で過ごすこととうつ症状との関連性を調べました。

◆妊娠性うつ症状

妊娠は女性ホルモンのバランスなど体に著しい変化を起こすため、うつ症状をともなうことがあります。この研究は、7,547人の妊婦さんを対象に、自宅の近くに緑地があるかどうかと、うつ症状が現れる頻度の関連を調べました。

 

◆自宅と緑地との距離から検証

検証の結果、自宅から100m以内に緑地が多い人のグループでは、緑地が少ないグループに比べてうつ症状の頻度が最大23%低下していました

 

緑地を取り入れることが、うつ症状に良い影響を与える可能性が示された研究報告です。今後も自然の力で心の負担が軽減されるような報告が出ることを願っています。

執筆者

宮本 知明

参考文献

The association between green space and depressive symptoms in pregnant women: moderating roles of socioeconomic status and physical activity.

J Epidemiol Community Health. 2015 Nov 11

[PMID: 26560759]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。


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