処方薬
レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」
後発

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の基本情報

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の概要

商品名 レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」
一般名 レミフェンタニル塩酸塩注射用
薬価・規格 1980.0円 (5mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 丸石製薬
ブランド レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」 他
YJコード 8219401D2036
レセプト電算コード 622486901
添付文書PDFファイル

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の主な効果と作用

  • 中枢神経に働いて、痛みをやわらげる働きがあります。
  • 激しい痛みをおさえるお薬です。

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の用途

  • 全身麻酔の導入の鎮痛
  • 全身麻酔の維持の鎮痛
  • 集中治療の人工呼吸中の鎮痛

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

譫妄、落ち着きのなさ、傾眠、徐呼吸、過換気、便秘、悪心、肝機能異常、発疹、一回換気量増加、鎮静合併症

起こる可能性のある重大な副作用

呼吸抑制、低血圧、筋硬直、過剰な筋硬直、換気困難、喉頭痙攣、呼吸停止、血圧低下、徐脈、不全収縮、心停止、重篤な徐脈、ショック、アナフィラキシー、アレルギー、全身痙攣

上記以外の副作用

鎮静、幻視、激越、振戦、結節性調律、期外収縮、房室解離、洞房ブロック、心室無収縮、房室ブロック、潮紅、高血圧、嘔吐、腹痛、腹部膨満、紅斑、皮膚炎、乏尿、悪寒、冷感、ビリルビン増加、AST増加、LDH増加、ALT増加、血圧上昇、体温低下、術後血圧上昇、創合併症

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の用法・用量

  • 〈成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛〉成人では他の全身麻酔剤を必ず併用し、次記用量を用いる
  • 麻酔導入:通常、レミフェンタニルとして0.5μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する
    • なお、ダブルルーメンチューブの使用、挿管困難等、気管挿管時に強い刺激が予想される場合には、1.0μg/kg/分とすること
    • また、必要に応じて、持続静脈内投与開始前にレミフェンタニルとして1.0μg/kgを30~60秒かけて単回静脈内投与することができる
  • ただし、気管挿管を本剤の投与開始から10分以上経過した後に行う場合には単回静脈内投与の必要はない
  • 麻酔維持:通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する
    • なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2~5分間隔で25~100%の範囲で加速又は25~50%の範囲で減速できるが、最大でも2.0μg/kg/分を超えないこと
  • 浅麻酔時には、レミフェンタニルとして0.5~1.0μg/kgを2~5分間隔で追加単回静脈内投与することができる
  • 〈小児:全身麻酔の維持における鎮痛〉1歳以上の小児では他の全身麻酔剤を必ず併用し、次記用量を用いる
  • 麻酔維持:通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する
    • なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2~5分間隔で25~100%の範囲で加速又は25~50%の範囲で減速できるが、最大でも1.3μg/kg/分を超えないこと
  • 浅麻酔時には、レミフェンタニルとして1.0μg/kgを2~5分間隔で追加単回静脈内投与することができる
  • 〈集中治療における人工呼吸中の鎮痛〉通常、成人には、レミフェンタニルとして0.025μg/kg/分の速さで持続静脈内投与を開始し、患者の全身状態を観察しながら、適切な鎮痛が得られるよう、投与速度を適宜調節する
  • 投与速度の調節は5分以上の間隔で、0.1μg/kg/分までは最大0.025μg/kg/分ずつ加速又は減速させ、0.1μg/kg/分を超える場合は25~50%の範囲で加速又は最大25%の範囲で減速させるが、投与速度の上限は0.5μg/kg/分とする
  • 投与終了時は、10分以上の間隔で、最大25%ずつ減速させ、0.025μg/kg/分を目安として投与終了する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉肥満患者の用量設定は実際の体重よりも標準体重に基づいて行うことが望ましい(成人では肥満患者:BMI25以上)〔16.6.5参照〕
  • 7.2. 〈成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛、小児:全身麻酔の維持における鎮痛〉本剤を単独で全身麻酔に使用しないこと(本剤は鎮静効果が弱いため、意識消失を得るためには他の全身麻酔剤を併用すること)
  • 7.3. 〈成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛、小児:全身麻酔の維持における鎮痛〉本剤を単回静脈内投与する場合は、30秒以上かけて行うこと〔11.1.1参照〕
  • 7.4. 〈集中治療における人工呼吸中の鎮痛〉単回静脈内投与は行わないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • ナルメフェン塩酸塩投与中
    • ナルメフェン塩酸塩投与中止後1週間以内
    • 気管支喘息
    • 痙攣発作
    • 呼吸機能障害
    • 重症高血圧症
    • ASA3
    • ASA4
    • 不整脈
    • 慢性肺疾患
    • 薬物依存
    • 循環血液量減少
    • 心血管系に著しい障害
    • 心弁膜症
    • 肥満患者:BMI25以上

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ナルメフェン塩酸塩水和物 鎮痛作用が減弱
中枢抑制剤 麻酔・鎮静等の作用が増強
全身麻酔 麻酔・鎮静等の作用が増強
ベンゾジアゼピン系化合物 麻酔・鎮静等の作用が増強
バルビツール酸誘導体 麻酔・鎮静等の作用が増強
エタノール摂取 麻酔・鎮静等の作用が増強
オピオイド薬 麻酔・鎮静等の作用が増強
心抑制作用を有する薬剤 徐脈・血圧低下等の作用が増強
β-遮断剤 徐脈・血圧低下等の作用が増強
カルシウム拮抗剤 徐脈・血圧低下等の作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」に関係する解説

オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)

  • レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」は、オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)に分類される。
  • オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)とは、鎮痛作用などに関与するオピオイド受容体に作用することでより強い鎮痛作用をあらわす薬。

オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)の代表的な商品名

  • デュロテップMTパッチ、ワンデュロパッチ
  • フェントステープ
  • イーフェンバッカル錠、アブストラル舌下錠
  • オキシコンチン
  • オキノーム散
  • オキファスト注
  • MSコンチン錠
  • オプソ内服液
  • ナルサス錠
  • ナルラピド錠
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