処方薬
タコシール組織接着用シート
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タコシール組織接着用シートの基本情報

タコシール組織接着用シートの概要

商品名 タコシール組織接着用シート
一般名 フィブリノゲン配合剤
薬価・規格 31267.7円 (4.8cm×4.8cm1枚)
薬の形状
外用薬 > その他 > その他
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製造会社 CSLベーリング
ブランド タコシール組織接着用シート 他
YJコード 7990713X2020
レセプト電算コード 622133501
識別コード TachoSilTissueSealingsheet
添付文書PDFファイル

タコシール組織接着用シートの主な効果と作用

  • 組織の接着、閉鎖に用いるお薬です。

タコシール組織接着用シートの用途

  • 産婦人科の手術時の組織の接着・閉鎖
  • 肝臓外科の手術時の組織の接着・閉鎖
  • 肺外科の手術時の組織の接着・閉鎖
  • 心臓血管外科の手術時の組織の接着・閉鎖
  • 泌尿器外科領域の手術時の組織の接着・閉鎖

タコシール組織接着用シートの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、気胸、胸水、処置後胆汁漏出、肺障害、過敏症、疼痛、CRP上昇、発熱、術後出血

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、血圧低下、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、膿瘍

タコシール組織接着用シートの用法・用量

  • 接着・閉鎖部位の血液、体液をできるだけ取り除き、本剤を適切な大きさにし、乾燥状態のままあるいは生理食塩液でわずかに濡らし、その活性成分固着面を接着・閉鎖部位に貼付し、3~5分間圧迫する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

タコシール組織接着用シートの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 凝固促進剤<蛇毒製剤>による治療中
    • 凝固促進剤<臓器抽出製剤>による治療中
    • 抗線溶剤による治療中
    • ウマ血液を原料とする製剤に対し過敏症
    • DIC
    • 重篤な肝障害
    • 汎発性血管内凝固症候群
    • 溶血性貧血
    • 免疫抑制状態
    • 失血性貧血
    • 免疫不全症
    • ウマコラーゲンを使用した

患者の属性に応じた注意喚起

タコシール組織接着用シートの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
凝固促進剤 血栓形成傾向
凝固促進剤<臓器抽出製剤> 血栓形成傾向
凝固促進剤<蛇毒製剤> 血栓形成傾向
トロンビン 血栓形成傾向
フィブリノゲン 血栓形成傾向
ヘモコアグラーゼ 血栓形成傾向
抗線溶剤 血栓形成傾向
トラネキサム酸 血栓形成傾向
アプロチニン製剤 血栓形成傾向

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