処方薬
オイパロミン300注20mL
後発

オイパロミン300注20mLの基本情報

オイパロミン300注20mLの概要

商品名 オイパロミン300注20mL
一般名 イオパミドール(300)20mL注射液
薬価・規格 853.0円 (61.24%20mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 富士製薬
ブランド オイパロミン300注50mL 他
YJコード 7219412A9070
レセプト電算コード 620007237
添付文書PDFファイル

オイパロミン300注20mLの主な効果と作用

  • 画像検査時に画像を鮮明化し、検査をしやすくする造影剤です。
  • 非イオン性造影剤です。病気の状態や組織の様子を検査するために用います。

オイパロミン300注20mLの用途

  • 大動脈撮影
  • 脳血管撮影
  • 逆行性尿路撮影
  • 四肢血管撮影
  • 静脈性尿路撮影
  • 選択的血管撮影
  • コンピューター断層撮影の造影
  • ディジタルX線撮影法の動脈性血管撮影
  • ディジタルX線撮影法の静脈性血管撮影

オイパロミン300注20mLの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

悪心、発疹、嘔吐、熱感、潮紅、蕁麻疹、眩暈、咳、血圧低下、くしゃみ、動悸

起こる可能性のある重大な副作用

そう痒感、ショック、遅発性ショック、失神、意識消失、呼吸困難、呼吸停止、心停止、アナフィラキシー、咽頭浮腫、喉頭浮腫、顔面浮腫、遅発性アナフィラキシー、腎不全、急性腎障害、急性呼吸窮迫症候群、肺水腫、急速に進行する呼吸困難、低酸素血症、両側性びまん性肺浸潤影、胸部X線異常、譫妄、錯乱、健忘症、麻痺、意識障害、ショックを伴わない意識障害、血小板減少、痙攣発作、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、心室細動、冠動脈攣縮、皮膚障害、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、発熱、紅斑、小膿疱、眼充血、口内炎、造影剤脳症、失語、皮質盲、中枢神経症状

上記以外の副作用

悪寒、血圧上昇、頭痛、過敏症、顔面蒼白、頻脈、チアノーゼ、不整脈、虚脱、徐脈、咽頭不快感、喘息発作、頻呼吸、喉頭不快感、嗄声、鼻閉、鼻汁、閃光感、羞明感、あくび、不安感、しびれ、しびれ感、振戦、一過性盲、視力障害、意識レベル低下、錯感覚、ピリピリ感、発汗、口渇、口内苦味感、口腔内不快感、唾液増加、腹痛、下痢、耳下腺腫大、甲状腺機能低下症、胸内苦悶感、冷感、倦怠感、異常感、結膜充血、流涙、疼痛、背部痛、四肢痛、関節痛

オイパロミン300注20mLの用法・用量

  • 1回次記量を使用する
    • なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する
  • 1.脳血管撮影:6~13mL
  • 2.大動脈撮影:30~50mL
  • 3.選択的血管撮影:5~40mL
  • 4.四肢血管撮影:20~50mL
  • 5.ディジタルX線撮影法による静脈性血管撮影:30~50mL
  • 6.ディジタルX線撮影法による動脈性血管撮影:3~30mL[原液又は原液を生理食塩液で2~4倍希釈し用いる]
  • 7.コンピューター断層撮影における造影:100mL[50mL以上投与するときは、点滴静注する(なお、胸・腹部を高速らせんコンピューター断層撮影で撮像する場合は、撮影対象部位により静脈内投与速度を調節する)、但し、投与量は肝臓領域を除く胸・腹部の場合は100mLまでとするが、肝臓領域の場合は150mLまで投与することができる]
  • 8.静脈性尿路撮影:40~100mL[50mL以上投与するときは、点滴静注とする]
  • 9.逆行性尿路撮影:5~200mL[原液又は原液を生理食塩液で2~4倍希釈し用いる]
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オイパロミン300注20mLの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な甲状腺疾患
    • ヨードに過敏症
    • 一般状態の極度に悪い
    • 褐色細胞腫
    • 気管支喘息
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心障害
    • 重篤な腎障害
    • 多発性骨髄腫
    • テタニー
    • 無尿
    • マクログロブリン血症
    • 多発性骨髄腫で脱水症状
    • アレルギー
    • 急性膵炎
    • 高血圧症
    • 甲状腺疾患
    • 腎機能低下
    • 蕁麻疹
    • 脱水症状
    • 糖尿病
    • 動脈硬化
    • 発疹
    • 薬物過敏症
    • 肝機能低下

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オイパロミン300注20mLの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ビグアナイド系製剤 乳酸アシドーシス
塩酸メトホルミン 乳酸アシドーシス
ブホルミン塩酸塩 乳酸アシドーシス

オイパロミン300注20mLと主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る