処方薬
ウログラフイン注60%

ウログラフイン注60%の基本情報

ウログラフイン注60%の概要

商品名 ウログラフイン注60%
一般名 アミドトリゾ酸ナトリウムメグルミン注射液
薬価・規格 736.0円 (60%20mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 バイエル薬品
ブランド ウログラフイン注60% 他
YJコード 7214400A2034
レセプト電算コード 620004304
添付文書PDFファイル

ウログラフイン注60%の主な効果と作用

  • 画像検査時に画像を鮮明化し、検査をしやすくする造影剤です。
  • イオン性造影剤です。病気の状態や組織の様子を検査するために用います。

ウログラフイン注60%の用途

  • 内視鏡的逆行性膵胆管撮影
  • 経皮経肝胆道撮影

ウログラフイン注60%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、じん麻疹、発疹、そう痒感、潮紅、発赤、血圧低下、血圧上昇、動悸、不整脈、虚脱

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、顔面浮腫、腎不全、急性腎障害、痙攣発作、肺水腫

上記以外の副作用

咳、くしゃみ、喘息発作、頻呼吸、咽頭不快感、頭痛、不安感、あくび、一過性皮質盲、悪心、嘔吐、口渇、甲状腺機能低下症、熱感、悪寒、胸内苦悶感

ウログラフイン注60%の用法・用量

  • 通常、成人には1回次記量を使用する
    • なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する
  • 1). 内視鏡的逆行性膵胆管撮影:20~40mL
  • 2). 経皮経肝胆道撮影:20~60mL
  • (用法及び用量に関連する注意)血管内投与による撮影の効能・効果はない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ウログラフイン注60%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な甲状腺疾患
    • ヨードに過敏症
    • 一般状態の極度に悪い
    • 褐色細胞腫
    • 気管支喘息
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心障害
    • 重篤な腎障害
    • 多発性骨髄腫
    • テタニー
    • 無尿
    • マクログロブリン血症
    • 多発性骨髄腫で脱水症状
    • パラガングリオーマ
    • アレルギー
    • 電解質代謝異常
    • 急性膵炎
    • 高血圧症
    • 重症筋無力症
    • 腎機能低下
    • 脱水症状
    • 糖尿病
    • 動脈硬化
    • 発疹
    • 薬物過敏症
    • じん麻疹
    • 甲状腺疾患<重篤な甲状腺疾患を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ウログラフイン注60%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ビグアナイド系製剤 類薬で乳酸アシドーシス
塩酸メトホルミン 類薬で乳酸アシドーシス
ブホルミン塩酸塩 類薬で乳酸アシドーシス

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