処方薬
本草当帰芍薬散料エキス顆粒-M

本草当帰芍薬散料エキス顆粒-Mの添付文書

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効果・効能

比較的体力が乏しく、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ。

用法・用量

通常成人は1日7.5gを3回に分割し食前又は食間に経口投与する。

なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  1. 2. その他の副作用
    1. 過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒等。
    2. 肝臓:(頻度不明)肝機能異常(AST上昇、ALT上昇等)。
    3. 消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等。

使用上の注意

(重要な基本的注意)

    1. 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
    1. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

  1. 1.1. 著しく胃腸虚弱な患者:食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等があらわれることがある。

  2. 1.2. 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者:これらの症状が悪化するおそれがある。

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

(小児等)

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

(高齢者)

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

(取扱い上の注意)

    1. 本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
    1. 開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
    1. 本剤は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。

(保管上の注意)

室温保存。