処方薬
アベクマ点滴静注
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アベクマ点滴静注の基本情報

アベクマ点滴静注の概要

商品名 アベクマ点滴静注
一般名 イデカブタゲンビクルユーセル
薬価・規格 32647761.0円 (1患者当たり)
薬の形状
注射薬 > その他 > その他
注射薬 > その他 > その他のアイコン
製造会社 BMS
YJコード 4900409X1022
レセプト電算コード 629701001
添付文書PDFファイル

アベクマ点滴静注の主な効果と作用

  • 多発性骨髄腫を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の傷害を促す働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

アベクマ点滴静注の用途

アベクマ点滴静注の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

白血球減少症、悪心、低フィブリノゲン血症、播種性血管内凝固、食欲減退、低リン血症、低カリウム血症、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症、高トリグリセリド血症、低アルブミン血症

起こる可能性のある重大な副作用

サイトカイン放出症候群、疲労、血球減少、低γグロブリン血症、発熱、頭痛、低血圧、頻脈、悪寒、C-反応性蛋白増加、低酸素症、神経系事象、錯乱状態、免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群、ICANS、重度感染症、敗血症、肺炎、発熱性好中球減少症、重度好中球減少、重度血小板減少、重度貧血、重度リンパ球減少、形質細胞形成不全、血球貪食性リンパ組織球症、脳症、失語症、幻覚、精神状態変化、譫妄、嗜眠、振戦、傾眠、意識レベル低下、注意力障害、書字障害、記憶障害、infusion reaction、腫瘍崩壊症候群、心房細動、毛細血管漏出症候群、ウイルス再活性化、ウイルス増加、ショック、アナフィラキシー

上記以外の副作用

低カルシウム血症、失見当識、浮動性眩暈、洞性頻脈、高血圧、咳嗽、呼吸困難、下痢、嘔吐、高ビリルビン血症、発疹、脱毛症、関節痛、骨痛、筋肉痛、無力症、末梢性浮腫、ALT増加、AST増加、血中アルカリホスファターゼ増加、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、フィブリンDダイマー増加、血清フェリチン増加、血中フィブリノゲン減少、体重減少、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、免疫抑制、高カリウム血症、代謝性アシドーシス、不眠症、不安、構語障害、認知障害、錯感覚、失神、運動失調、不全片麻痺、運動機能障害、痙攣発作、動悸、胸水、湿性咳嗽、肺水腫、便秘、胃腸出血、皮膚そう痒症、背部痛、筋骨格痛、浮腫、倦怠感、歩行障害、疼痛、血中クレアチニン増加、活性化部分トロンボプラスチン時間延長、CD4リンパ球減少、血中ブドウ糖増加、霧視

アベクマ点滴静注の用法・用量

  • 医療機関での白血球アフェレーシス~製造施設への輸送:1.白血球アフェレーシス:白血球アフェレーシスにより、非動員末梢血単核球を採取する
  • 2.白血球アフェレーシス産物の輸送:採取した白血球アフェレーシス産物を、2~8℃に設定された保冷輸送箱に梱包して本品製造施設へ輸送する
  • 医療機関での受入れ~投与:3.本品の受領及び保存:凍結した状態で本品を受領し、使用直前まで液体窒素気相下(-130℃以下)で凍結保存する
  • 4.投与前の前処置:血液検査等により患者の状態を確認し、本品投与の5日前から次のリンパ球除去化学療法を行う
  • シクロホスファミド(無水物換算)として300mg/㎡を1日1回3日間点滴静注及びフルダラビンリン酸エステルとして30mg/㎡を1日1回3日間点滴静注する
    • なお、患者の状態(腎機能障害等)により適宜減量する
  • 5.本品の投与:投与直前に本品を解凍する
  • 通常、成人には、CAR発現T細胞として、体重を問わず目標投与数450×10の6乗個を、10mL/分を超えない速度で単回静脈内投与する
    • なお、CAR発現T細胞として280×10の6乗~540×10の6乗個の範囲で投与できる
  • 本品の再投与はしない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アベクマ点滴静注の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • B型肝炎
    • 感染症
    • HIV感染
    • C型肝炎
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • C型肝炎ウイルスキャリア
    • 肝炎
    • サイトメガロウイルス感染
    • 肝炎ウイルスキャリア
    • 活動性感染症
    • 先行する化学療法に起因する事象を含む重篤な心障害の持続
    • 先行する化学療法に起因する事象を含む重篤な低血圧の持続
    • 先行する化学療法に起因する事象を含む重篤な肺障害の持続
    • 先行する化学療法に起因する事象を含む重篤な有害事象の持続
    • 活動性炎症性疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アベクマ点滴静注の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
生ワクチン 原病に基づく症状
麻疹ワクチン 原病に基づく症状
風疹ワクチン 原病に基づく症状
BCGワクチン 原病に基づく症状

アベクマ点滴静注と主成分が同じ薬

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