カプレルサ錠100mgの基本情報
カプレルサ錠100mgの概要
商品名 | カプレルサ錠100mg |
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一般名 | バンデタニブ錠 |
薬価・規格 | 7902.2円 (100mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | サノフィ |
YJコード | 4291041F1029 |
レセプト電算コード | 622441001 |
識別コード | Z100 |
カプレルサ錠100mgの主な効果と作用
腫瘍 を治療するお薬です。- 腫瘍細胞の増殖に関与するタンパク質の働きをおさえる働きがあります。
- あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。
カプレルサ錠100mgの用途
カプレルサ錠100mgの副作用
主な副作用
下痢、頭痛、皮膚症状、ざ瘡、皮膚乾燥、皮膚炎、皮膚そう痒症、手掌・足底発赤知覚不全症候群、脱毛症、爪障害、悪心
起こる可能性のある重大な副作用
QT間隔延長、心障害、頻脈、頻脈性不整脈、心房細動、心不全、重度下痢、脱水、電解質異常、光線過敏反応、発疹、皮膚潰瘍、重度皮膚障害、高血圧、腎障害、蛋白尿、低カルシウム血症、間質性肺疾患、間質性肺炎、肺臓炎、肺線維症、急性呼吸窮迫症候群、血圧上昇、腎不全、ALT増加、AST増加、鼻出血、血尿、消化管穿孔、小腸穿孔、心室性不整脈、Torsade de pointes、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、高血圧クリーゼ、可逆性後白質脳症症候群、痙攣、視覚障害、錯乱、皮質盲、肝障害、血中ビリルビン増加、出血、くも膜下出血、動脈解離、大動脈解離
上記以外の副作用
食欲減退、消化不良、嘔吐、腹痛、便秘、嚥下障害、口内炎、口内乾燥、咳嗽、呼吸困難、発声障害、無力症、関節炎、筋骨格系胸痛、筋痙縮、ヘモグロビン増加、リンパ球減少症、甲状腺機能低下症、睡眠障害、不眠症、嗜眠、うつ病、味覚異常、聴力低下、ニューロパチー、めまい、錯感覚、振戦、神経過敏、注意力障害、不安、性欲減退、角膜混濁、結膜炎、眼乾燥、視力障害、霧視、浮腫、疲労、体重減少、体重増加、疼痛、ほてり、潮紅、全身健康状態低下、低カリウム血症、低マグネシウム血症、尿意切迫、発熱、長睫毛症、擦過傷、メラノサイト性母斑、毛髪成長異常、毛質異常、多汗症、寝汗、膵炎、腹部膨満、唾液欠乏、放屁、胃腸音異常、鼻乾燥、筋力低下、貧血、口の感覚鈍麻、感覚鈍麻、知覚過敏、眼障害、眼瞼浮腫、緑内障、羞明、光視症、マイボーム腺機能不全、虚血性脳血管障害、狭心症、治癒不良、粘膜炎症、低ナトリウム血症、意識消失、頻尿、末梢冷感
カプレルサ錠100mgの用法・用量
- 通常、成人にはバンデタニブとして1回300mgを1日1回、経口投与する
- なお、患者の状態により適宜減量する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 副作用により本剤を減量、休薬又は中止する場合には、副作用の症状、重症度に応じて次の基準を考慮すること〔1.3、8.2、11.1.2参照〕
- 1). QT間隔延長:500msecを超えるQTcB;QTcBが480msec以下に軽快するまで本剤を休薬し、再開する場合には休薬前の投与量から減量し、本剤を休薬し、6週間以内に480msec以下に軽快しない場合には、本剤の投与を中止すること
- 2). その他の副作用:グレード3以上の副作用;回復又はグレード1に軽快するまで本剤を休薬し、再開する場合には休薬前の投与量から減量すること
- グレードはCommon Terminology Criteria for Adverse Events(CTCAE)ver.4に準じる
- 7.2. 本剤を減量する場合には、1日1回200mgに減量し、その後必要であれば100mgに減量すること
- 7.3. 本剤と他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない
カプレルサ錠100mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
カプレルサ錠100mgの注意が必要な飲み合わせ
薬剤名 | 影響 |
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抗不整脈剤 | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
キニジン | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
プロカインアミド | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
ジソピラミド | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
QTを延長する薬剤 | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
オンダンセトロン | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
クラリスロマイシン | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
ハロペリドール | QT間隔延長を起こす又は悪化 |
CYP3A酵素誘導剤 | 本剤の血漿中濃度が低下 |
フェニトイン | 本剤の血漿中濃度が低下 |
カルバマゼピン | 本剤の血漿中濃度が低下 |
リファンピシン類 | 本剤の血漿中濃度が低下 |
バルビツール酸誘導体 | 本剤の血漿中濃度が低下 |
OCT2の基質となる薬剤 | 血漿中濃度が上昇 |
メトホルミン | 血漿中濃度が上昇 |
P糖蛋白の基質となる薬剤 | 血漿中濃度が上昇 |
ジゴキシン | 血漿中濃度が上昇 |
アリスキレン | 血漿中濃度が上昇 |
フェキソフェナジン | 血漿中濃度が上昇 |
サキサグリプチン | 血漿中濃度が上昇 |
シタグリプチン | 血漿中濃度が上昇 |
飲食物との組み合わせ注意
- セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの